首都高速道路は、2022年4月1日(金)午前0時から首都高速の料金を変更し、上限料金の見直しを行う。(タイトル写真はイメージです)

現金車の通行料金は、普通車で1950円に

首都高速道路(以下、首都高)は、ユーザーや係員の感染症リスクを軽減すべく、2022年3月1日(火)から5カ所、4月1日(金)から29カ所の料金所を新たにETC専用にすることを発表した。これは以前にも当Webモーターマガジンで紹介したが、それと併せて4月1日から通行料金の見直しも行われる。

画像: ETC車(普通車)の場合、上限料金を見直すことで、1kmあたりの通行料金を最低12.1円から18.7円に引き上げる。

ETC車(普通車)の場合、上限料金を見直すことで、1kmあたりの通行料金を最低12.1円から18.7円に引き上げる。

首都高では、2016年4月に対距離料金制度へ移行し、激変緩和のために上限料金(普通車:1320円)を設定している。だが首都圏のネットワーク整備も相まり、都心部の通過交通は減少したものの、都心部通過に際し周辺の路線よりも首都高を利用したほうが割安になるケースもあり、依然として都心部に渋滞が発生している。

そこで、都心部の通過交通をこれまで以上に抑制する必要があることを踏まえ、より公平な料金体系のさらなる前進に向けて、首都高の長距離利用における上限料金の見直しを行うというものだ。

ETCを利用する普通車で料金距離35.7km以内を利用する場合は、現行の基本料金から変更はない。一方、料金距離35.7kmを超えて利用する場合は、新たな上限料金(普通車:1950円)を設定する。ちなみに現金での支払いを行う普通車の通行料金は、一部の区間を除いて1950円となる。

画像: ETC車の2022年4月1日からの車種別の基本料金。普通車の上限は1950円となる。

ETC車の2022年4月1日からの車種別の基本料金。普通車の上限は1950円となる。 

また、混雑している昼間から比較的交通量が少ない深夜の利用への転換を促すため、ETC車向けの施策として「深夜割引」を新たに導入する。深夜0時から朝4時までの間に首都高の入口などを通過する車両(ETC無線通行に限る)の料金を20%割引する。深夜割引の適用判定は「首都高の最初のETCアンテナとの通信時間」が基準となる。

■具体的な料金例(普通車・ETC利用)

●三郷JCT〜中環小松川(料金距離18.1km)
 現行:750円→4月1日から:通常750円/深夜:600円
●川口JCT〜用賀(料金距離38.6km)
 現行:1320円→4月1日から:通常1420円/深夜1140円
●さいたま見沼〜並木(料金距離86.6km)
 現行:1320円→4月1日から:通常1950円/深夜1560円

なお、ETC車の大口・多頻度割引に対しては、さらなる拡充なども行われる。軽自動車や二輪車、大型車の料金体系など、詳細に関しては首都高のWebサイトを参照してほしい。(写真と図版:首都高速道路)

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