2022年3月25日、消防車メーカーのモリタは、兵庫県にある消防車製造工場「モリタ三田工場」の紹介ムービーを公開した。

製造工程だけでなく、テストシーンやラインナップも紹介

画像: モリタ三田工場の外観。

モリタ三田工場の外観。

1907年に創業し、日本で初めてガソリンエンジン付き消防ポンプを完成させた、消防車のトップメーカーであるモリタ。2008年に、それまで分散していた製造・開発拠点を集結したマザーファクトリー「モリタ三田工場」を兵庫県三田市に完成させた。敷地面積は約5万7000平方メートルというアジア最大級の工場で、日本で活躍する消防車の半数以上、さらに海外向けの消防車も、すべてが受注生産のハンドメイドで製造されている。

このモリタ三田工場では従来、消防関係者だけでなく一般にも工場見学を行っていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年2月26日から工場見学の受け入れを中止している。しかし収束の兆しが見られず、さらに見学再開のメドを立てられない状況を鑑みて、通常の工場見学ではなかなか見ることができないレアなシーンを数多く盛り込んだ動画を作成、今回YouTubeで公開した。

画像: モリタ三田工場の内部。

モリタ三田工場の内部。

年間約700台の消防車がモリタ三田工場で生産され、日本国内だけでなくアジア諸国を中心に海外へも輸出している。さらに、はしご車や消防ポンプ車だけでなく、1台で消火/救助/資機材収納というさまざまな役割を果たす「多目的消防ポンプ自動車 MVF21」など、「人と地球のいのちを守る」というスローガンのもと、未来を見据えた新しい消防車の開発を続けている。

動画の内容は、モリタの歴史から三田工場の紹介、消防車の製造工程(中でも、はしご車の「はしご」を作る工程や塗装工程などは必見モノ)、急斜面でのブレーキテストなどのさまざまな試験風景、そしてモリタのラインナップから未来への展望など、中身は盛りだくさん。おとなも子どもも、「はたらくクルマ」好きにはたまらない動画といえるだろう。

画像: モリタ 三田工場紹介ムービー(消防車製造工場) youtu.be

モリタ 三田工場紹介ムービー(消防車製造工場)

youtu.be

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