レクサスがラグジュアリーであることを象徴するのがここで紹介する「レクサス LY650」だ。その価格は約4億5000万円でオプションを含めると6億円ほどになるというものだが、ついに日本で初めて一般公開されることになった。そこで改めてこのラグジュアリーヨットの凄さを紹介することにしよう。
専用シャワールーム付き3ベッドルームを備える
レクサス LY650はすでに2019年10月に販売を開始しているが、今回、「ジャパン・インターナショナル・ボートショー2022」(3月31日〜4月3日・横浜ベイサイドマリーナ)で国内初の一般公開となる。興味のある方はぜひ足を運んで欲しいが、ここではその概要をお伝えしておこう。
レクサスは自らを“ラグジュアリー ライフスタイル ブランド”と位置づけているが、その表現のひとつとしてあるのがこのヨット、「レクサス LY650」だ。“L”は「Luxury(ラグジュアリー)」の“L”、“Y”は「Yacht(ヨット)」の“Y”、そして“650”は「65フィート」のヨットであることを表している。
開発はアメリカのMarquis Yachts(マーキ ヨット社)と共同で行った。船体は全長×全幅=19.94×5.76mなのでレクサスLSを縦に4台、横に3台、計12台並べたスペースを占めると考えるとかなり大きい。長方形としてかけ算をすると約115平米にもなるから住宅としても広いほうだ。
そしてその中には操縦席、リビングルーム、キッチンの他に専用シャワールームを備える3ベッドルームがある。しかも室内高は2m超を確保しているというから、圧迫感もなくゆったりできる。なお、最大乗船人数は15人だ。
インテリアはどこもかしこもゴージャスそのもの、そして随所にレクサスの“L”をイメージしたデザインが施されているのが特長的。これはイタリアのヨットデザイン会社、Nuvolari Lenard(ヌヴォラーリ レナード社)とのコラボレーションで実現したものだ。