ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は、東北自動車道・安達太良SA(下り)のグルメを紹介しよう。

北に福島市、南に郡山市、西に会津、東にいわき市

画像: 安達太良SA(下り)は、手前にテイクアウト系とベーカリー、奥に建屋という構成。

安達太良SA(下り)は、手前にテイクアウト系とベーカリー、奥に建屋という構成。

東北自動車道の安達太良SA(下り)は、福島県のほぼど真ん中という位置にあります。東北自動車道沿いの南には郡山市があり、北には福島市。そして郡山JCT(ジャンクション)から磐越道を西に向えば会津、東に向えばいわき市へと至ります。福島県の東西南北の各主要都市へと繋がる、交通の要所が安達太良SAと言えるでしょう。

会津のご当地グルメをヒントにオリジナルのドンブリが誕生

画像: フードコートの人気メニュー「伊達鶏しょうゆカツ丼 豚汁セット」(1020円)。ショッピングコーナーで大人気のオリジナル商品「あだたら亭 しそきくらげ」と漬物が付く。

フードコートの人気メニュー「伊達鶏しょうゆカツ丼 豚汁セット」(1020円)。ショッピングコーナーで大人気のオリジナル商品「あだたら亭 しそきくらげ」と漬物が付く。

安達太良SA(下り)のフードコートで大人気となっているのが「伊達鶏しょうゆカツ丼 豚汁セット」(1020円)です。

この料理が誕生するヒントとなったのは、会津のご当地グルメとなる「ソースカツ丼」です。カツを卵とじにするのではなく、ソースに浸すのが会津流。その手法を、トンカツではなく伊達鶏のチキンカツで使ったのが「伊達鶏しょうゆカツ丼 豚汁セット」となります。伊達鶏は福島県を代表する銘柄鶏で、ジューシーで適度な弾力のある食感が特徴です。福島市の北にある伊達市などが主な産地となります。安達太良SA(下り)では、この伊達鶏を使った料理が数多く用意されています。

さっそくいただいてみれば、伊達鶏と、オリジナルのしょう油タレのバランスが最高です。甘辛ながら、ベタベタしたところのないタレに、伊達鶏の旨味が負けていません。ご飯の上にはキャベツのほかに大葉ものっており、さっぱり味。紅ショウガも添えられて、味を変化させることもでき、最後まであっという間に飽きずにいただけました。

また、豚汁は具だくさんで食べ応え満点です。付け合わせの黒い小鉢は、ショッピングコーナーで大人気のオリジナル商品「あだたら亭 しそきくらげ」。きくらげの佃煮で、きくらげの食感と、しその爽やかな香りが楽しめます。おみやげ用に一袋594円で売っていました

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