山梨のおみやげをたくさん用意するSA
中央道の上り線で東京へ向かうとき、東京手前の最後の大型SAが談合坂SA（上り）となる。
中央自動車道を東京へ向かう上り線で最後の大型SAが談合坂SA（上り）となります。山梨の甲府盆地から東京に向かって笹子トンネルを抜け、大月の先を上った山間にSAはあります。もう少し中央道を上ると神奈川県に入ってしまうということで、談合坂SA（上り）は、山梨県では最後の休憩ポイントにもなっています。そのため談合坂SA（上り）は、数多くの山梨県のおみやげモノが用意されているのも特徴です。
フワフワのホイップクリームにかぶりつく！
「まるっとシューいちご」は、カスタードクリームを中に入れたホイップクリームをサクサクのクッキーシューで挟んだ、オリジナルのスイーツだ。
そんな談合坂SA（上り）で、大人気となっているスイーツがあります。それが「山梨×スイーツ Do」で販売されている「まるっとシューいちご」（360円）。2021年の発売開始から、すぐに人気商品となったとか。たっぷりのホイップクリームを、お店で焼き上げたクッキーシューで挟んだもの。ホイップクリームには、イチゴソースがのっているだけでなく、その中にはカスタードクリームも隠れています。
ホイップクリームをパンで挟むお菓子と言えば、イタリア伝統のお菓子「マリトッツォ」がありますけれど、「まるっとシューいちご」は、そのアイディアをいただき、パンの代わりにクッキーシューを使って生まれました。サクサクで軽い口当たりのクッキーシューと、フワフワのホイップクリームの食感は、誰もが思わず笑みがこぼれてしまうはず。ジャムソースの酸味はホイップクリームとカスタードクリームの甘みをさらに際立たせます。唸るようなおいしさです。
ちなみに、イチゴ味だけでなく、ホイップクリームの中に「ともねぇの手作りコーヒープリン」を入れて、チョコソースで仕上げた「まるっとシューカフェモカ」（370円）も用意されています。これは次回にトライしてもよし、また一度にふたつを試すのもおすすめです。
持ち帰って自宅で楽しむスイーツ
談合坂SA（上り）だけで販売されるオリジナル商品の「談どら」（1個290円）。写真はレアチーズ生どら。
談合坂SA（上り）の人気スイーツ、もうひとつが談合坂SA（上り）のオリジナル限定商品である「談どら」（1個290円）です。これは、いわゆる「どら焼き」の中身を洋風クリームとし、しかも冷たいままいただく冷菓としたもの。中身のクリームも「レアチーズ」「桃」「チョコレート」「抹茶」の4種が用意されています。値段はすべて同じです。ちなみに、「談どら」の「談」は談合坂、「どら」はどら焼きの略であることはもうお分かりですよね。
代表格である「談どら レアチーズ生どら」は、フワフワの生地の中にたっぷりのチーズクリームが詰められています。食べてみれば、濃厚なチーズの風味にびっくり。よく見てみれば、チーズクリームの中にキューブ状の小さなチーズがちりばめられていました。クリームには八ヶ岳の牛乳を使い、山梨の材料が生かされています。
ちなみに「談どら 桃生どら」には、クリームに桃が混ざっているだけでなく、中に角切りの桃がごゴロっと入っています。そして「談どら 抹茶生どら」は、抹茶クリームの中に大きな小豆。「談どら チョコレート生どら」は、チョコクリームの中にチョコチップ入り。どれも濃厚な味が楽しめるようになっています。
「談どら レアチーズ生どら」は冷凍したままであれば、半年以上の賞味期限がある。
「談どら」は冷凍状態で販売されているので、クーラーボックスなどに入れて持ち帰れば、自宅でも冷たいままいただくことも可能。おみやげにぴったりなスイーツです。（文：鈴木ケンイチ／写真：鈴木ケンイチ、NEXCO中日本）
■中央自動車道・談合坂SA（上り）
●営業時間
山梨×スイーツ Do：11時～20時
ショッピングコーナー：24時間
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
