「贅を極めた」マリナーの、さらに上を行くモデル
フライングスパー マリナーは2021年にカリフォルニアで開催された権威あるモントレーカーウィークで発表された「贅を極めた」モデル。しかし、世界にはそれ以上のものを求めるファンは多く、今回のフライングスパー マリナーのブラックライン仕様はそうした要望に応えたものとなる。
ブラックライン仕様の特徴は、外装のクロームパーツが、ベントレーの「Winged B」エンブレムを除いて、グロスブラック仕上げとなること。サテンシルバーのドアミラーカバーも、マリナーの「マトリックス・ウィング・ベント」もグロスベルーガブラック仕上げに変更される。
ホイールはブラックの22インチマリナーホイール、クロムリングとセルフレベリングバッジを備えた22インチマリナーグロスブラックホイールも用意される。
精巧なディテールと手触りの良い仕上げのインテリアには、「ダイアモンド イン ダイアモンド」キルティングシート、立体的なレザーの内張り、ダイヤモンドミル仕上げのコンソール、つや消しシルバーのマリナークロックが備わるが、もちろんオーナーは素材や色、ステッチの詳細など自由に選ぶことができる。
たとえば、大胆に精選されたインテリアのひとつである「フレア」は、インストルメントパネル、ドアトリム、ヘッドライニングにベルーガレザーを組み合わせ、ホットスパーと呼ばれる深紅のレザーがユニークなインテリアを演出する。
フライングスパー マリナー ブラックライン仕様は、W12だけではなく、V6ハイブリッド、V8にも設定、パワートレーンを問わない。
なお、ベントレーは8月21日から始まるモントレーカーウィークで、ハンドメイドの超高級グランドツアラー「バトゥール(Batur)」を世界初公開する。