「ポルシェ 906」のレジェンドが復活！？ポルシェジャパンが世界に1台の「718 ケイマン GT4 Tribute to 906 」を発表

2022-08-24

Webモーターマガジン編集部 @ Webモーターマガジン

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2022年8月22日、ポルシェジャパンは、世界に1台の夢のポルシェがオーダーできる「ポルシェエクスクルーシブマニュファクチャー」による特別モデルとして、日本のレース界でレジェンドとして君臨する「ポルシェ906」をオマージュする「718 ケイマン GT4 Tribute to 906 」を制作した。この車両は2022年8月23日～8月31日の期間、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京で特別展示されている。

伝説の1967年第4回日本グランプリ優勝車「ポルシェ906」を再現

「ポルシェエクスクルーシブマニュファクチャー」は100種類以上のレザーとステッチカラーの組み合わせを用意し、選び抜かれた高品質な素材を精度の高いハンドクラフトで取り扱う、世界に1台のポルシェモデルを提案するプログラム。ポルシェのビスポーク部門というわけだ。

画像: 第4回日本グランプリで優勝を飾った、伝説のレーシングドライバー、生沢徹氏と、「718 ケイマン GT4 Tribute to 906 」。 — 第4回日本グランプリで優勝を飾った、伝説のレーシングドライバー、生沢徹氏と、「718 ケイマン GT4 Tribute to 906 」。

今回ポルシェジャパンがポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーとともに作り上げた「718 ケイマン GT4 Tribute to 906」は、718 ケイマン GT4によって、伝説のレーシングドライバー、生沢徹氏が1967年の第4回日本グランプリで優勝を飾った「ポルシェ906（シャシーナンバー145）」を再現した特別な1台。

当時のボディカラーペイントやゼッケンなどのディテール、インテリアのボルドーレッドステッチなどを精密に再現、ヘッドセットに施された当時の富士スピードウェイのコース図と優勝記念ロゴなども加えられている。

ポルシェ906はポルシェの創業者フェルディナント・ポルシェの孫であるフェルディナント・ピエヒ氏が開発を主導したレーシングカーで、発表して間もない1966年に日本に輸入され、その翌年に開催された第4回日本グランプリにおいて生沢徹氏が906で総合優勝を果たしたことで、日本国内でポルシェの名が注目されるきっかけとなった記念碑的モデルだ。

画像: 細部までこだわって入念に制作された「718 ケイマン GT4 Tribute to 906 」。1967年当時の模様が再現されている。906はポルシェにとって、日本国内でポルシェの名が注目されるきっかけとなった記念碑的モデルだ。 — 細部までこだわって入念に制作された「718 ケイマン GT4 Tribute to 906 」。1967年当時の模様が再現されている。906はポルシェにとって、日本国内でポルシェの名が注目されるきっかけとなった記念碑的モデルだ。

この車両「718 ケイマン GT4 Tribute to 906」の販売予定はないが、オーナーがポルシェエクスクルーシブで同じ仕様の車両を注文することは可能。この車両は2022年8月23日（火）～8月31日（水）の期間にポルシェ・エクスペリエンスセンター東京で特別展示される。

なお、リクエストに合わせて、ボディからエクステリアの特別なカラーコーディネイトやパフォーマンス向上の提案まで、幅広く細やかな要望に対応することが可能な「ポルシェエクスクルーシブマニュファクチャー」は、現在、日本ではポルシェセンター青山とポルシェセンター名古屋の合計2店舗がパートナーに指定されている。