2022年8月26日、F1第14戦ベルギーGPがスパ・フランコルシャンサーキットで開幕する。3週間のサマーブレイクを終え、いきなりベルギー→オランダ→イタリアと続く3連戦がスタート、シーズンはここから13週で9戦が行われる過密スケジュールに突入する。この3連戦の結果がチャンピオンシップの行方に大きく左右することになるのは間違いない。

昨年は悪天候により全開走行がないままレース成立

昨年2021年のベルギーGPはセーフティカー先導でスタートはしたものの視界不良ですぐに赤旗中断。3時間近くの待機時間を経て、再びセーフティカー先導でスタートするも、やはりコンディションが好転することはなく、レース成立の最小限の周回数をこなしたところで赤旗終了となり、予選順位のまま、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝となった。

ただし、レース予定距離の75パーセントに満たなかったため、1位〜10位に与えられる獲得ポイントは通常の1/2となった。

画像: 昨年は悪天候のためセーフティカー先導のまま、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝となった。

昨年は悪天候のためセーフティカー先導のまま、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝となった。

【参考】2021年F1第12戦ベルギーGP決勝 結果

1位 33 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2位 63 G.ラッセル(ウイリアムズ・メルセデス)
3位 44 L.ハミルトン(メルセデス)
4位 3 D.リカルド(マクラーレン・メルセデス)
5位 5 S.ヴェッテル(アストンマーティン・メルセデス)
6位 10 P.ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
7位 31 E.オコン (アルピーヌ・ルノー)
8位 16 C.ルクレール(フェラーリ)
9位 6 N.ラティフィ(ウイリアムズ・メルセデス)
10位 14 F.アロンソ(アルピーヌ・ルノー)
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15位 22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
19位11 S.ペレス(レッドブル・ホンダ)104

タイヤを供給するピレリはベルギーGP開幕に向けて「タイヤコンパウンドは中間の3つが選択されました。ハードがC2、ミディアムがC3、ソフトがC4です。スパ・フランコルシャンはタイヤに厳しいサーキットであり、特に高い荷重が特徴です。高速コーナーでの横荷重だけでなく、コーナリング中のダウンフォースによって、タイヤはあらゆる方向からの複数の力にさらされます。また、不安定な天候はスパの有名な特徴であり、インターミディエイト、フルウェットタイヤも大きなポイントになりそうです。さらに今年は路面が改修されているので、縁石の近くの鋭いエッジやグラベルの鋭い石には注意が必要です」とコメントしている。

画像: ベルギーGP開幕を前に、ピレリが公表した分析データ。

ベルギーGP開幕を前に、ピレリが公表した分析データ。

さて2022年はどんなレースとなるのか。第14戦ベルギーGPは8月26日14時(日本時間21時)から始まるフリー走行で開幕する。

■2022年F1第14戦ベルギーGP タイムスケジュール

フリー走行1回目:8月26日14時〜15時(日本時間21時〜22時) 
フリー走行2回目:8月26日17時〜18時(日本時間24時〜25時)
フリー走行3回目:8月27日13時〜14時(日本時間20時〜21時)
予選:8月27日16時〜17時(日本時間23時〜24時)
決勝(44周):8月28日15時〜(日本時間22時〜)

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