昨年は悪天候により全開走行がないままレース成立
昨年2021年のベルギーGPはセーフティカー先導でスタートはしたものの視界不良ですぐに赤旗中断。3時間近くの待機時間を経て、再びセーフティカー先導でスタートするも、やはりコンディションが好転することはなく、レース成立の最小限の周回数をこなしたところで赤旗終了となり、予選順位のまま、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝となった。
ただし、レース予定距離の75パーセントに満たなかったため、1位〜10位に与えられる獲得ポイントは通常の1/2となった。
【参考】2021年F1第12戦ベルギーGP決勝 結果
1位 33 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2位 63 G.ラッセル(ウイリアムズ・メルセデス)
3位 44 L.ハミルトン(メルセデス)
4位 3 D.リカルド(マクラーレン・メルセデス)
5位 5 S.ヴェッテル(アストンマーティン・メルセデス)
6位 10 P.ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
7位 31 E.オコン (アルピーヌ・ルノー)
8位 16 C.ルクレール(フェラーリ)
9位 6 N.ラティフィ(ウイリアムズ・メルセデス)
10位 14 F.アロンソ(アルピーヌ・ルノー)
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15位 22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
19位11 S.ペレス(レッドブル・ホンダ)104
タイヤを供給するピレリはベルギーGP開幕に向けて「タイヤコンパウンドは中間の3つが選択されました。ハードがC2、ミディアムがC3、ソフトがC4です。スパ・フランコルシャンはタイヤに厳しいサーキットであり、特に高い荷重が特徴です。高速コーナーでの横荷重だけでなく、コーナリング中のダウンフォースによって、タイヤはあらゆる方向からの複数の力にさらされます。また、不安定な天候はスパの有名な特徴であり、インターミディエイト、フルウェットタイヤも大きなポイントになりそうです。さらに今年は路面が改修されているので、縁石の近くの鋭いエッジやグラベルの鋭い石には注意が必要です」とコメントしている。
さて2022年はどんなレースとなるのか。第14戦ベルギーGPは8月26日14時(日本時間21時)から始まるフリー走行で開幕する。
■2022年F1第14戦ベルギーGP タイムスケジュール
フリー走行1回目:8月26日14時〜15時(日本時間21時〜22時)
フリー走行2回目:8月26日17時〜18時(日本時間24時〜25時)
フリー走行3回目:8月27日13時〜14時(日本時間20時〜21時)
予選:8月27日16時〜17時(日本時間23時〜24時)
決勝(44周):8月28日15時〜(日本時間22時〜)