2022年8月29日、トヨタ自動車株式会社、トヨタ不動産株式会社、トヨタアルバルク東京株式会社は、東京都江東区、トヨタのショールーム施設のメガウェブの跡地に、次世代アリーナを建設することを発表した。新たなステージを中心に、スポーツを通しての地域振興「TOKYO A-ARENA PROJECT」が推進される。開業予定となる3年後の秋が楽しみだ。

オープン予定は2025年秋。多様な観戦体験と最新のモビリティ体験を提供

今回、メガウエブの跡地に開設されることになったのは、3つのスポーツアリーナを核とする施設だ。「TOKYO A-ARENA(とうきょう えーありーな/仮称)」と名付けられ、2025年秋の開業を予定している。敷地面積は約2万7000㎡で、収容客数は合わせて約1万人が予定されている。

画像: メインアリーナ、サブアリーナ、アルパルク棟の3つの施設を中心に、駅(最寄りはりんかい線の東京テレポート駅もしくはゆりかもめの青海駅)からの視認性に配慮した「街のランドマーク」的存在感を生み出す予定だ。敷地外側ではファミリーパーク、スポーツパークといった、附帯施設も設けられる。

メインアリーナ、サブアリーナ、アルパルク棟の3つの施設を中心に、駅(最寄りはりんかい線の東京テレポート駅もしくはゆりかもめの青海駅)からの視認性に配慮した「街のランドマーク」的存在感を生み出す予定だ。敷地外側ではファミリーパーク、スポーツパークといった、附帯施設も設けられる。

開設のコンセプトのひとつが、「感動を与えてくれるスポーツ、アスリートに対する感謝」だ。アリーナでは、トヨタ自動車の男子バスケットボール部を前身とするアルパルク東京が所属するB.LEAGUEの試合だけでなく、スケートボードやBMX、パラスポーツなどの次世代型スポーツエクスペリエンスも提供されるという。

さらに会場内外では、次世代モビリティを使った新しい観戦体験を楽しむことができる。アクセスのサポートに加え、たとえばフードサービスなどに、移動式店舗の未来形のようなシステムを使うことも検討。たとえるなら人が「買いに行く」のではなく、お店が「売りに来る」ような購買スタイルを考えているようだ。

もうひとつ、このアリーナをコアとする「TOKYO A-ARENA PROJECT」では、青海地区をステージとした『持続型ライフスタイルデザイン』の取組みが進められる計画だ。それはたとえるなら、東京都心を舞台にした「ウーブンシティ構想」と言ってもいい。

画像: エントランスを入るとすぐに観客席になっている構造など、臨場感にこだわった空間設計が計画されている。ほかにもVIP席やスカイラウンジなどバラエティに富んだ観戦スタイルが提供される。

エントランスを入るとすぐに観客席になっている構造など、臨場感にこだわった空間設計が計画されている。ほかにもVIP席やスカイラウンジなどバラエティに富んだ観戦スタイルが提供される。

国内に存在するアリーナとしては初となる、LEED<Leadership in Energy and Environmental Design(米国グリーンビルディング協会が運営する建築や都市の環境性能評価システム)>認証取得を検討。青海に「青い海」を取り戻す、をスローガンとして、リサイクル、リユースといった社会環境の整備などについても新しい活動を進めていくという。

今後は、このプロジェクトに賛同するパートナーを、さまざまな業態・団体から募ることも明らかにされた。モビリティで笑顔を届けたメガウェブの歴史を受け継ぎつつ、スポーツで笑顔と幸せを届けたいという想いが今後、広く共有されたなら、「夢のアリーナ」誕生への力強い原動力となることだろう。

今まで見たことのないアスリートたちの戦いを間近で見れるようになったり、人類が今までは到達しえなかった記録を破り新たな可能性を拓いていく、そんなことが実現できたら私自身も含め多くの人が勇気づけられ笑顔になれるのではと信じています。 ─── 豊田章男(トヨタ自動車社長・トヨタ不動産会長)

This article is a sponsored article by
''.