画像: カーリースはカスタム不可? リース車のカスタムを楽しむ方法を紹介!

「カーリースはカスタムできない」と言われていますが、実はまったくできないわけではありません。原状回復できる程度のカスタムであれば認めるリース会社もありますし、カスタムできるプランも用意されています。ここでは、カーリースのカスタム実情を詳しくお伝えします。

所有するクルマを自分好みに、そして個性的にカスタムしたいという需要は高いのですが、「カーリースしたクルマはカスタムできない」と言われています。この言葉は半分正解で、半分間違っています。主な理由は、所有者がカーリース会社であることや、残価設定をしているためなのです。

しかし、クルマ好きにとってカスタムパーツを取り付けられないことは、クルマを手にするための選択肢からカーリースが外れる要因にもなってしまいます。

こうしたカスタム需要に対して、いくつかのカーリース会社は特別なプランを用意しています。また、カスタムについて相談すれば可能となるケースもあります。ここでは、カーリースでカスタムを楽しむ方法や注意すべき点などを詳しくお伝えします。

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カーリースでカスタムを楽しむ方法

カーリースはカスタムできないと言われていますが、少し目線を変えればカスタムできる方法があります。その方法は以下の3点です。

  • 純正パーツでカスタムする
  • 簡単に脱着可能なパーツでカスタムする
  • 契約満了時に買取するカーリースを契約する

①純正パーツでカスタムする

カーリースもカスタムはできます。しかもリース会社みずからカスタムパーツを用意することもあります。このケースでは、主に純正パーツによるカスタムで、契約時にパーツを選択することでカスタムされたクルマが納車されます。

また純正オプション品であれば、納車後に自分で購入して取り付けられることもあります。ただしその場合、事前にカーリース会社に取り付けできるか確認しなくてはなりません。

なぜ純正パーツでもカーリース会社に確認が必要なのかというと、リース車の持ち主(車検証の所有者)はカーリース会社だからです(車検証の使用者がユーザー名)。契約時に残価設定を行っているので、純正パーツを取り付けることで残価にマイナスの影響が出ないか、カーリース会社で検討するためです。

契約満了時にクルマを返却することになりますが、後付けされた純正パーツは自分の手元に残せます。ただし契約時に選んだパーツは取り外さずに、クルマと一緒に返却する義務があるので注意しましょう。


②簡単に脱着可能なパーツでカスタムする

脱着が簡単なパーツなら好きなようにカスタムしても良いとするカーリース会社もいます。

基本的に、ボディを傷つけず取り付け・取り外しができるタイプに限定されますが、クルマを自分の好きなスタイルにカスタムできるでしょう。

例えば、シートカバーは簡単にインテリアのイメージを変えられるパーツとして、楽しまれる人も多く見られます。このように脱着しやすいカスタムパーツは、カーリース会社からOKが出やすいパーツと言えます。

このほかにも、防犯性や利便性を高めるパーツとしてドライブレコーダーを後付けする人も増えています。また、車内のバックミラーをデジタルルームミラーに変更する人もいます。こういった電子パーツも、クルマを傷めない取り付け方法であれば装着を許可されるでしょう。


③契約満了時に買取するカーリースを契約する

カーリースでカスタムしたいなら、最終的に自分のクルマになるプランを選べば問題ありません。カーリースは契約満了後にクルマを返却することを基本としていますが、実は返却せず自分のクルマにできるプランも用意されています。

こうしたプランを選べば、ドレスアップパーツやタイヤホイールの交換、エアロパーツの装着なども可能です。走りを充実させるチューニングパーツや、レジャーを楽しくさせる架装パーツなどでカスタムできます。

もちろん契約満了後も社外パーツを外さずにそのまま使用できるので、カスタムのステップアップの楽しみも出てくるでしょう。

ただし、注意しなくてはならないのは途中解約です。途中解約してしまうと、クルマを返却するだけでなく原状回復のための費用も請求されてしまいます。そしてもうひとつ、構造変更を必要とするほどのカスタムは許されません。所有者がリース会社であることを理解しておきましょう。

もし「自分のクルマにできるプラン」に加入していなくても、カスタムする方法が残されています。それは契約満了時に買取を申し出ることです。考え方は「自分のクルマにできるプラン」と同じです。

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カーリースでカスタムが禁止される理由、2つ

クルマを購入するケースと違って、カーリースに多くの制約があります。その理由はクルマの所有者がリース会社であることと、残価設定されていることです。そのため、多くのカーリースでカスタムが禁止されており、その主な理由は、以下の2つです。

  • カーリースしたクルマは「借りもの」だから
  • すぐに戻せても取り付け時にキズや跡が残ると価値が落ちるから

①カーリースしたクルマは「借りもの」だから

カーリースの仕組みは「リース会社がクルマを購入して、ユーザーに貸す」というもの。つまりユーザーは借りているクルマを勝手にカスタムできないのです。よって、カスタムしたい場合は必ずリース会社に問い合わせなくてはなりません。

カーリースは、月額利用料を支払い自分のクルマのように自由に使用できるので忘れてしまいがちですが、クルマは自分のものではないことを理解すればカスタムできないことがわかるでしょう。

残価を守るためにカスタムを禁止している

カーリースがカスタムできない大きな理由は残価設定があるからです。残価とは、契約満了時にリースしたクルマにどれだけ価値が残っているかあらかじめ算出した金額です。これはノーマルを基本に算出していて、カスタムすると基準を外れるので残価をキープできない恐れがあるためカスタムを禁止にしているのです。

クルマは、一般中古車買取でも純正状態が基本でありカスタムしていると価値が落ちることがほとんどです。そのため、中古車買取でも高く売却するには純正に戻さなければ高額買取を望めません。

つまり、残価を割ってしまうと中古車として流通させるときに損をしてしまうほか、再リースでもリース料が当初の基準を下回ってしまうことから、こういった状況を避けるための措置なのです。


②すぐに戻せても取り付け時にキズや跡が残ると価値が落ちるから

カスタムパーツには、簡単に脱着できる商品も多くあります。しかしカーリース会社によっては、どんなに簡単に取り付けられるカスタムパーツも取り付けを禁止している場合があります。

クルマにカスタムパーツを取り付ける場合、一番注意が必要なのが純正パーツと交換するパーツです。例えばナビゲーションなどはトリム類を取り外す必要があり、慣れていないと傷を付けてしまうこともあります。

また、両面テープで取り付けるカスタムパーツであっても、長期間装着していると色焼けの差が生じ、異なる色になってしまいます。こうした状況は、商品価値として大きなマイナスになるでしょう。

このように、どんなに簡単に脱着ができるカスタムパーツも、純正部分を傷める可能性があるため、禁止している業者もあります。

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そもそもカスタムに当てはまる行為とは?

クルマへのカスタムと聞くと、かなり大がかりなパーツで改造したクルマを想像する方も多いでしょう。しかし、カスタムとは自分の目的に応じて何らかの改造を行うことですから、以下の3つの改造をするとどんな些細な場合でもカスタムになります。

  • ①純正パーツから社外パーツへ交換した場合
  • ②走行性能を変えるパーツを付けた場合
  • ③純正で付いていないエアロパーツなどを取り付けた場合

①純正パーツから社外パーツへ交換した場合

クルマには、工場出荷状態から様々なパーツが取り付けられています。これらは万人受けするよう設計されており、誰でも使いやすく安全に、そして安心して快適に利用できるように工夫されています。それらの純正パーツを交換するとカスタムです。

しかし、なにもオプションを選択せずに注文すると、工場出荷時点ではどれも同じスタイルで同じ装備が基本です。この状態で満足する方もいれば、自分の使いやすいように改造したり、見映えを良くしたいと思う方も多くいます。

こういった考えが起きると、ノーマルの不便さを補うパーツ探しをするようになりますが、純正パーツを交換するだけでなく、新たに付け足す場合もカスタムになります。

社外品と交換できる純正パーツは車種ごとで異なります。おおむね、どのクルマにも少なからず社外パーツのラインアップがあり、純正と異なるスタイルや使いやすさをオーナーに届けてくれます。

例:アルミホイールをインチアップしてもカスタム

クルマのイメージは足元を変えるだけで一変します。そのため昔からタイヤホイールの交換はカスタムの定番として知られています。

特にインチアップという方法は純正より大きなアルミホイールと、独特なデザインによってクルマの存在感を高めます。インチが大きくなるほど人気で、カスタムした達成感も高い商品と言えます。

しかし、インチアップもほどほどにしなければボディに悪影響を及ぼすこともあります。例えば、フェンダーとタイヤのクリアランスがなくなれば、段差でフェンダーを破損させる危険性も生まれます。たかがアルミホイール交換と考えていても、装着するパーツによってカスタム手法は大きく広がります。

例:ナビを社外品に交換してもカスタム

最近のクルマのほとんどは、新車購入してもカーナビはオプション扱いです。モニターのみ純正装備でナビ本体は別売りというケースもありますが、新車購入時点に純正オプションで選んだナビを後から替えるとカスタムです。

もちろん、純正でナビレスのまま納車された場合も、社外品を後付けすればカスタムにあたります。特に社外品は、純正のトリムを削るなどの加工も必要になる場合や、取り付け部分もそのまま取り付けできずに加工が必要となる場合が増えました。また、スピーカーレスもあるので、別途購入して社外品を取り付ける必要が出てきますが、その場合でも後付けなのでカスタムになります。

またミニバンでは、後部座席に乗る子供たちが長距離ドライブで飽きないように、後席モニターを設置する人も多くいます。取り付けのための穴開け加工をしなくても、立派なカスタムです。


②走行性能を変えるパーツを付けた場合

クルマは、走れば良いと思っている人だけでなく、気持ちよく楽しく走らせたいという方も少なくありません。そういった方は、走行性能をノーマルから変更する改造をしますがこれもカスタムです。

走行性能は、主に動力性能と操作性能の2つに分けられます。動力性能の場合は、ノーマルよりパワーアップさせるパーツが多く販売されています。

最近では、クラウド上にクルマのECUのデータを保存してあり、そのやり取りでパワーアップできる商品もあります。そういった目で見てもわからない商品を購入して、クラウド上でEUCのやり取りをしてもカスタムになります。

また、操縦性能の改善を目的としたサスペンションパーツの交換は、一見してもわからない商品もあります。例えば、サスペンション剛性を高めるブレースバーは下回りをのぞき込まなければ見えないパーツですが、操縦性能を変える改造なのでカスタムパーツです。

このほか、車高を変える車高調やエアサスペンションも純正と同じ車高にも調整できますが、車高を自由自在に変えられるのでカスタムパーツになります。


③純正で付いていないエアロパーツなどを取り付けた場合

エクステリアデザインを自分好みのスタイルにチェンジしたい方も多くいますが、どんなに小さいパーツを取り付けても、もともと取り付けられていなければカスタムになります。

エアロパーツは、フロントバンパーやリアバンパーに取り付けたり、そっくり交換するタイプがあります。またサイドスカートも純正交換タイプと後付けタイプに分かれますが、どれもエクステリアのデザインを変えるのでカスタムパーツです。

このほか、カナードと呼ばれる小さいエアロパーツも、シンプルな小さいパーツから大きなパーツまでありますが、どれも純正とはデザインが変わるのでカスタムパーツになります。

このように、納車された段階で取り付けられていないエアロパーツを新たに取り付けたり、交換するとカスタムになります。

例:穴を開けなくても取り付けるとカスタム

エアロパーツを取り付けるとき、ボディに穴を開けて固定することもありますが、小さいパーツはボディにキズを付けない両面テープで貼り付けるタイプもあります。ただし、どんなにボディにキズを付けなくてもカスタムには変わりありません。

最近では、見た目を変える方法としてラッピングも流行っていますが、ボディを守るためとはいえ、純正と異なるボディカラーにラッピングするとカスタムになります。

このほか、クルマを長く使用し続けると、消耗品が発生して交換しなければなりません。この時に純正品や純正同等品に交換すれば問題ありませんが、純正と異なる性能を持つパーツを取り付けるとカスタムです。

例えば、ヘッドライトにハロゲン球を使用しており、切れたのをきっかけにより明るいLEDバルブに交換するとカスタムになるほか、室内灯もLEDに交換するとカスタムです。

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カーリース会社に無許可でカスタムした場合はどうなる?

リース車をカスタムする場合、基本的にカーリース業者の許可を得ればできる場合もありますが、断られる場合も少なくありません。しかし基本的にリース車を無断でカスタムしても、以下の3パターンで乗り切ることが可能です。

  • 原状回復できないと違約金が発生する
  • 基本的に原状回復が可能なら問題ない
  • 買取してしまえば問題ない

原状回復できないと違約金が発生する

カーリースではカスタムが基本的に禁止されているので、契約満了時にリース車をカスタムして原状回復できないと違約金が発生します。

カーリースは、すでに紹介してきたとおり、クルマに残価設定して貸し出すサービスなので、契約満了時は再販して残価を回収します。よって、改造やカスタムすると再販する金額が残価を下回り、リース会社が損をしてしまいます。

カスタムした場合の違約金は、クルマの状態やそれぞれのリース会社により異なるので金額は一概に言えませんが、最低でも再販するために必要な整備料金が請求されるでしょう。

また、原状回復が難しいほどカスタムしてしまった場合は、契約満了で返却時に高額の違約金を請求される可能性や買取を勧められることもあります。

それならカスタムがばれないようにすれば良いと思う方もいるでしょう。しかしカーリースの場合、必ずリース会社が指定する整備業者でクルマのメンテナンスを行いますから、カスタムを隠していても定期点検時に発覚してカーリース業者に指摘されます。また、ハードにカスタムしている場合や、保安基準に適合していないカスタムは、契約打ち切りといった措置を取られる場合もあります。


基本的に原状回復が可能なら問題ない

多くのカーリースではカスタム禁止にしていますが、原状回復が可能ならカスタムを認めている業者もあります。一方で、些細なカスタムすら絶対に認めない業者もあるので、契約時に確認したほうが安心です。

原状回復とは、クルマを契約時の状態に戻すことです。ただし経年劣化は含めません。よって、原状回復できるカスタムは、ボディにキズを付けない簡単なカスタムに限られるでしょう。

もちろん、穴開けを含む加工を施したとしても、契約満了時にすべて修理して元に戻せるなら問題ありません。通常、クルマの整備や修理はカーリース業者指定工場で修理しなければなりません。ただしカスタムの場合は、カスタムをした業者で原状回復するほうが安心でしょう。

というのも、カスタムというのは、施工した業者でなければどのように取り付けたのか理解していません。つまり、なにも知らない業者に依頼するより安全に早く原状回復が可能ですから、カーリース会社に相談すると良いでしょう。ただし、カーリース業者で原状回復を指定工場で行うよう言われた場合は、それに従う必要があります。


買取してしまえば問題ない

カーリースでカスタムした場合、最終的にリース車の買取を申し出れば問題ありません。ただし、残価分を一括で支払う必要があるので、資金に余裕がある人でなければ現実的ではないでしょう。

買取は、事前にもらえるプランを選択すれば、通常のプランより高めですがカスタムは自由にできます。また、最初はもらえるプランを選んでなくても、後から買取が可能かカーリース業者に相談してみましょう。

このほか、契約満了時に買取が難しい場合は、延長を申し出てみるのも一つの方法です。契約延長なら、それまでの月額使用料より安くカーリースできるので、次の契約満了までに買取できる金額を貯蓄して備えるのもひとつの方法でしょう。

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まとめ

カーリースでは、基本的にカスタムできません。ただし、どうしてもカスタムしたい場合は、もらえるプランを最初に選択すれば好きなようにカスタムできます。

また、カーリースの途中でカスタムしたくなった場合は、カーリース会社に施工しようとしているカスタム方法を伝えて可能かどうか確認してみると良いでしょう。ほとんどの場合は、原状回復が可能で保安基準を満たすパーツならカスタムが可能なはずです。

カーリースはカスタムできないと言われますが、やり方によってはカスタムを楽しめるサービスです。カスタム好きな方も、憧れのクルマを手に入れて自分好みにクルマを楽しめます。

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