東京でポルシェの正規販売店を展開するEBIグループが主催するラリーイベントは、非日常体験とともにオーナー同士の交流も行われた。(Motor Magazine2022年11月号より)

911の魅力をラリー形式で存分に味わう

画像: 「The Rally」は、八ヶ岳をスタートし、11カ所のチェックポイントをまわりながら2日間で600kmを走破した。

「The Rally」は、八ヶ岳をスタートし、11カ所のチェックポイントをまわりながら2日間で600kmを走破した。

まずは、2022年9月10(土)〜11日(日)の2日間に開催されたThe Rallyについて主催者の言葉を借りたい。
「The Rally-Amazing Moment-は、70年以上の歴史を持つポルシェだからこそ実現した歴代の911と最新の911がともに走るEBI GROUPオリジナルイベントです。コマ図と車載トリップメーターを頼りに各チェックポイントをまわっていくラリー要素を取り入れながら、911の性能や運転の愉しさを存分に味わい、さまざまな景色を望み、エントラント様同士が交流できる非日常のエクスクルーシブなドライビングイベントです。」

ところでご存じの方もいるかもしれないが、EBI GROUPについても少し記したい。

ここは東京でポルシェセンター(PC)青山、PC目黒、PC高輪などポルシェの正規販売店を展開しているところだ。今回はそこが「The Rally-Amazing Moment-2021」を開催した。初回(2018年)、2回目(2019年)に続く3回目の開催となる。

ちなみに2021と付いているのは、昨年9月に開催予定だったがコロナ感染拡大のタイミングと重なり延期、今年あらためて開催できたため、あえてタイトルに「2021」を残したという。

タイカンの助手席でローンチコントロール体験も

画像: 海野宿(長野)では自治体の協力のもと一般公道の一部を封鎖し、参加者全員の記念撮影が行われた。

海野宿(長野)では自治体の協力のもと一般公道の一部を封鎖し、参加者全員の記念撮影が行われた。

さて今回のThe Rallyだが、山梨県にあるリゾナーレ八ヶ岳を9月10日にスタート、日本の屋根と呼ばれる日本アルプスとともに11カ所のチェックポイントをまわりながら2日間で過去最長の600km以上を走破し、ゴール地点の東京プリンスホテルを目指すというものだ。

また各チェックポイントではオリジナルスタンプを押すだけではない、このイベントでしか体験できないアクティビティも用意された。たとえばDay1の「岩岳マウンテンリゾート」では、貸し切りにした広大な駐車場でプロドライバーの運転するタイカンGTSの助手席でローンチコントロールの体験などである。

ところでThe Rallyには、7月1日に就任したポルシェジャパンのフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ社長も参加、エントラントとの交流を楽しんだという。

コロナ禍にあって、こうしたイベントが再注目され、参加したい人も多いだろう。7月に私が参加したランボルギーニドライビングツアー「GIRO」でもそうした声が多く聞かれたが、今回のThe Rallyでも参加者の多くはそう感じたはずである。来年もぜひ開催して欲しいものだ。(文:Motor Magazine編集部 千葉知充/写真:EBI GROUP)

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