2022 年のフォーミュラ 1シーズンの終わりを記念して、メルセデス AMGは2023年1月12日(現地時間)にSL 63 4MATIC+の特別モデル「モータースポーツコレクターズエディション」を発表した。

100台限定のスペシャルモデル

画像: 日本仕様は2L直4ターボエンジン搭載でFRのSL 43のみだが、本国には4L V8ツインターボエンジン搭載で4WDのSL 63があり、モータースポーツコレクターズエディションは後者がベース。

日本仕様は2L直4ターボエンジン搭載でFRのSL 43のみだが、本国には4L V8ツインターボエンジン搭載で4WDのSL 63があり、モータースポーツコレクターズエディションは後者がベース。

メルセデスAMG SLは、日本国内では2022年10月にフルモデルチェンジを実施したスポーツ&ラグジュアリーロードスターだ。

「Super」と「Light(軽量)」を略したモデル呼称であるSLは、1952年に公道を走行できるレーシングスポーツカーとして発表され、ルマン24時間レースで見事なワンツーフィニッシュを飾ったほか、世界各地のレースで輝かしい戦績を重ねた「300 SL」(W194)をベースに、1954年に「300 SL」(W198)として発売された。

初代300 SLの誕生から70年を迎えるにあたって新型SLは、メルセデスAMGによる完全自社開発モデルとして生まれ変わっている。

今回発表されたスペシャルモデルとなる「モータースポーツコレクターズエディション」は、メルセデスAMG SL 63 4MATIC+をベースに、2022年のF1に参戦した「メルセデスAMG F1 W13 E パフォーマンス」の外観を反映させている。

ボディ前方のハイテクシルバーメタリックから後方にかけてのオブシディアンブラックメタリックへのグラデーションカラーは、このトップクラスのモータースポーツモデルから着想を得ている。また、フロントエプロン、サイドシルパネル、リアディフューザーのスターパターンと、ペトロナスカラーのコントラストについても同様の処理が施されている。

アルミホイールも、ペトロナスカラーのリムフランジを備えたマットブラック仕上げの21インチAMG10ツインスポーク鍛造ホイールを採用し、特別感を演出している。

さらにスペシャルな「AMGナイトパッケージ」を装備

画像: F1マシンの外観を反映している。

F1マシンの外観を反映している。

AMGエアロダイナミクスパッケージは、外観を劇的に変身させるだけにとどまらない。フロントとリアエプロンの大型フリック、大型リアディフューザー、アンダーボディのアクティブなデザインにより、空力特性を向上させている。さらにダウンフォースと空力抵抗にも寄与しており、これらはすべて、高速走行での駆動特性と効率の向上をもたらしている。

さらに「モータースポーツコレクターズエディション」はAMGナイトパッケージと AMGナイトパッケージIIを装備しており、これらはこのスペシャルモデルの外観を引き立てている。

AMGナイトパッケージでは、フロントスプリッター、サイドシルパネル、ミラーキャップ、リアディフューザーの装飾トリムなど、厳選されたエクステリアがハイグロスブラックで仕上げられている。これに加えて、専用の排気テールパイプを装着する。また、電動ソフトトップはブラック仕上げとなる。

そしてAMGナイトパッケージIIでは、ラジエーターグリル、タイポグラフィ、リアのメルセデススターなど、ブラッククロームでダークなイメージが施されている。さらに、ヘッドランプとリアランプの内部コンポーネントをダークな仕上げとしたほか、AMG高性能コンポジットブレーキシステムのブレーキキャリパーもブラックで塗装されている。AMGの文字が入ったシルバークロームのAMGフューエルフィラーキャップも、エディションの特別なステータスを強調している。

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