光岡自動車(以下、光岡)の手がけるコンパクトセダン「ビュート(Viewt)」は、2023年1月20日で発売から30周年を迎える。ベース車の日産 マーチは日本導入を終了したが、後継モデルはどうなるのだろうか。

ジャガー・マークⅡをモチーフに、大幅イメチェン

画像: 1993年1月20日の発売以来、累計1万3000台を販売してきた光岡 ビュート。

1993年1月20日の発売以来、累計1万3000台を販売してきた光岡 ビュート。

ビュートはコンパクトな英国車風のデザインで人気を博し、1993年1月20日の発売以来、累計1万3000台を販売してきた。ベース車両には日産マーチで、そのモデルチェンジのたびに改良を重ね、現行モデルは3代目となる。初代より基本的なデザインは変更せず、クラフトマンシップの精神に基づいた手作りによるクルマとしては、リーズナブルな価格でのコンパクトセダンというコンセプトを貫いてきた。

さまざまなカスタムカーを製作してきた光岡が、バブル崩壊の真っただ中、当時の価格で200万円台を目標に掲げて、日産 マーチをベースに「ジャガー マークII」をモチーフに、その愛くるしいデザインと日本での使用環境に合わせたサイズ感で、多くのユーザーから支持されるコンパクトな英国車風セダン「ビュート」を誕生させた。

モータリゼーションの先進国である欧米諸国には、量産メーカー車をベースに自由な発想で、より魅力的なデザインに仕上げたり、改造を施したり、独自のクルマづくりを行う製作会社・コーチビルダーが数多く存在する。自動車メーカーになることを目指しつつ、コーチビルダーの原点ともいえる「遊び心あふれるワクワクするクルマ造り」を貫く精神は、このビュートを筆頭に、昭和・平成・令和の3つの時代に渡り、今もなお受け継がれている。

2023年内には後継モデルをお披露目予定

画像: マーチのボディを活かしつつ、3ボックスのセダンに仕立て上げた光岡 ビュート。

マーチのボディを活かしつつ、3ボックスのセダンに仕立て上げた光岡 ビュート。

ビュートがこれだけのロングセラーとなったのは、クルマの魅力のみならず、誰もが不可能だと思われた地方の小さな工場の自動車メーカーへの挑戦や、自由な発想でモノ作りを行うスピリッツに、多くのユーザーが共感したことにもよるだろう。

ベース車両の生産終了に伴い、ビュートの新車は残りわずかで、一部販売店が所有する在庫のみとなっている。ただし、良質な中古ベース車から製造するメイクアップ車については、今後も継続して受付を行う予定だ。

さて、気になるのは次期モデルだろう。光岡では、年内にお披露目できる予定とアナウンスしている。どこか懐かしいスタイルを踏襲しつつも、使い勝手もよく、先進の安全装置を装備した安心快適に乗れる、令和にふさわしいビュートを目指すという。

はたして、ベース車両は何になるのか? おしゃれなクルマを選ぶ楽しさと、これからも愛され続けるビュートの新しい物語に期待したい。

画像: 光岡自動車のプレスリリースに掲載されていたイメージカット。はたして、これは後継モデルなのか…?

光岡自動車のプレスリリースに掲載されていたイメージカット。はたして、これは後継モデルなのか…?

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