シトロエンは、ドイツの玩具メーカー「プレイモービル」とコラボレーションして、登場から75年を迎えた「2CV」のプレイモービル セットを発表。2023年2月初めにパリで開催されたクラシックカーのイベント、「レトロモービル」のシトロエン ブースで初公開した。

オリジナルの2CVと同様のディテールを再現

画像: テールゲートは開閉可能だ。

テールゲートは開閉可能だ。

プレイモービルは、50年の歴史を誇るドイツの玩具メーカーだ。シトロエンは、その象徴的モデルでもある2CVの最初のモデルが発売されてから75年後にあたる2023年、プレイモービルとのコラボレーションで「2CV プレイモービル」のセットを発表した。

プレイモービル セットの2CVは、実車のディテールを可能な限り再現している。4体のフィギュアが座れるスペースを確保し、インテリアもオリジナルに忠実。テールゲートは開閉可能で、トップは取り外しできる。特徴的なヘッドランプなど、2CVの魅力的な機能が満載している。プレイモービルのシトロエン 2CV セットには、3体のフィギュアと貼り直し可能なステッカーなどが付属している。

2CVって、どんなクルマだった?

画像: 写真は1990年式、ほぼ最終型の2CV。

写真は1990年式、ほぼ最終型の2CV。

では、登場から75年を経ても多くの人に愛されている「2CV」について紹介しておこう。

2CVは1948年に初公開され、1990年まで生産された。42年間も継続生産され、そのコンセプトや基本メカニズムは変わることはなかった。42年間に、124万6335台のバン仕様を含めて、511万4969台の2CVが製造された。

デビュー当初のパワーユニットは、わずか9hpの水平対向2気筒の375ccエンジンだったが、37mph(約59km/h)で走ることができた。最終バージョンでは29hpの602ccエンジンとなり、最高速度は71mph(約114km/h)に達した。

2CVが長寿を誇ったのは、多くの変更が施されたことにもよる。1957年には、前身のキャンバスに代わってトランクリッドが付けられた。1964年には、フロントドアは後ヒンジ式から普通の前ヒンジ式に変更された。そして1967年には、アミ6のダッシュボードが流用された。

画像: ルーフはキャンバストップで巻き取ることができる。

ルーフはキャンバストップで巻き取ることができる。

また、1960年には前後に2基のエンジンを搭載した4輪駆動の「2CV サハラ」も登場した。バン仕様は1951年に初めて発売され、最終モデルでは最大400kgの積載量を誇った。

2CVには、数多くの限定モデルが発売されている。1981年の黄色い「2CV 007」は、映画「007 ユア・アイズ・オンリー」に登場したことを記念したモデルで、黒い銃弾孔の接着モチーフが付属していた。1986年に発売された青/白/赤の「ココリコ」は、同年のサッカー FIFA ワールドカップ メキシコ大会出場を記念したモデルだ。

その豊かな歴史と長寿により、2CVはポップカルチャーのアイコンともなっている。2CVは、フランスだけでなく日本も含めた世界各国で、今もなお愛される存在のクルマとなっているのだ。

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