2023年3月3日に開幕するF1シーズンに向けて、ホンダが2023年型F1パワーユニット「Honda RBPT H001」の写真を公開した。ワークス活動を休止したホンダだが、チャンピオンパワーユニットとして、チャンピオンチームへの技術支援という形でF1参戦を続けている。

マシンに「HONDA」のロゴ、ユニット名は「Honda RBPT H001」に

2021年シーズンをもってF1のワークス活動を休止したホンダだが、それ以降もレッドブルへの技術支援を継続しており、2022年はレッドブルのダブルタイトル獲得に大きく貢献した。

画像: 開幕直前のプレシーズンテストでのレッドブルRB19。リアカウルに「HONDA」のロゴが見える。

開幕直前のプレシーズンテストでのレッドブルRB19。リアカウルに「HONDA」のロゴが見える。

ワークス活動は休止したとはいえ開発を続けており、公式にはレッドブル・パワートレイズ(RBPT)のパワーユニットへの技術支援ということになるが、実際はホンダのパワーユニットといってもよかった。

レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリのマシンには、2022年シーズン当初はリアカウルに小さく「HRC」と入るのみだったが、2022年のF1日本GPからは、リアカウルに「HONDA」、ノーズに「HRC」のロゴが入っている。

これについてホンダは「HRCが両チームに対して技術支援を行なっています。その絆の象徴としてHONDAのロゴを入れていただいています」とコメントしているが、その関係が強固になったと想像される。

これは今シーズン2023年も同様で、マシンに「HONDA」のロゴが入り、レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの4台に日本で製造されたF1パワーユニットをレッドブル・パワートレイズを介して供給する。

注目すべきは、パワーユニットの名称にもホンダの文字が入ったことで、パワーユニットの正式名称は「Honda RBPT H001」となる。

画像: ノーズの先端には「HRC」のロゴが入っている。

ノーズの先端には「HRC」のロゴが入っている。

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