フータン ジャパンは、スペインのコーチビルダー「フータン オートモービルズ」のスポーツカー「フータン グランド アルバイシン」の正規輸入販売を開始し、2023年4月14日〜16日に幕張メッセで開催されるオートモビルカウンシル 2023に出展する。

マツダ ロードスターをベースにしたカスタマイズモデル

画像: 右がヘリテージ ロードスター、左がビスポークのタルガ仕様。

右がヘリテージ ロードスター、左がビスポークのタルガ仕様。

フータン(HURTAN)オートモービルズは、1991年にフアン・ウルタードがスペインのサンタフェで設立した少数生産の自動車コーチビルダーだ。同社がハンドメイドで1台1台を製作する「グランド アルバイシン(Grand Albaycin)」は、クラシカルな出で立ちの高級スポーツカーで、マツダ ロードスター(現行のND型)のスペイン仕様をベースにしたカスタマイズモデルだ。

グランド アルバイシンには、クラシックな「ヘリテージ」とスポーティな「ビスポーク」の2モデルが設定されている。ルーフはカブリオレ(ソフトトップがベース)とタルガ仕様(RFがベース)が、エンジンも1.5Lと2.0Lが選べる(タルガ仕様のエンジンは2.0Lのみ)。日本仕様のロードスターにはない、2.0Lの6速MTのカブリオレも選ぶことができる。

画像: クラシックな雰囲気が目をひくグランド アルバイシン ヘリテージ ロードスターは、独特のレトロな雰囲気が漂う。

クラシックな雰囲気が目をひくグランド アルバイシン ヘリテージ ロードスターは、独特のレトロな雰囲気が漂う。

キャビン部分を見ればロードスターがベースと分かるが、前後のフェンダーはクラシックカーの雰囲気を醸し出した起伏のあるボリューム感のあるデザイン。ベース車より全長は29cm長く、全幅は5.5cm広く、全高は1cm低いが、車両重量はベース車と変わらないという。

ボディカラーやシート素材、縫製やパイピングなどはオーダーメイドで自分の好みにカスタマイズすることで、オリジナリティにあふれたボディやインテリアを実現できるから、世界に1台、自分だけのクルマを作ることも可能だ。

車両の詳細に関しては、フータン ジャパンのWebサイトを参照されたい。車両価格(税込)は為替レートにより変動するが、910万円からとなっている。なお、フータン ジャパンでは前述のようにオートモビルカウンシル 2023にグランド アルバイシン ヘリテージ カブリオレを出展する予定だ。

画像: ヘリテージのインテリアはレザーとウッドのコンビで質感の高い空間を演出している。

ヘリテージのインテリアはレザーとウッドのコンビで質感の高い空間を演出している。

フータン グランド アルバイシン 主要諸元

●全長×全幅×全高:4205×1820×1225mm
●ホイールベース:2310mm
●車両重量:990kg ※タルガ仕様は1070kg
●エンジン:直4 DOHC
●総排気量:1499cc<1998>
●最高出力:97kW(132ps)/7000rpm<135(184)/7000>
●最大トルク:152Nm(15.5kgm)/4500rpm<205(20.9)/4000>
●トランスミッション:6速MT ※タルガ仕様の2Lは6速ATもあり
●駆動方式:FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・45L
●EU総合燃費:15.9km/L<14.5>
●車両価格(税込):910万円〜
※ヘリテージ/ビスポークのスペックは共通

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