さまざまなクルマをレゴ(LEGO)で作り上げる、「レゴ テクニック」シリーズに、また新たなモデルが登場した。2023年のル・マン24時間レース制覇を目指す、プジョーのハイブリッド レーシングカー「9X8」だ。

1/10スケールで全長約50cm、ピース数は1775!

画像: レゴ テクニックの新製品は、プジョーのハイブリッド レーシングカー「9X8」だ。

レゴ テクニックの新製品は、プジョーのハイブリッド レーシングカー「9X8」だ。

「レゴ テクニック」には今までもさまざまなクルマが登場しており、当Webモーターマガジンでも以前に紹介したランドローバーのクラシック ディフェンダーをはじめ、多くのキットを紹介してきた。今回紹介するのは、プジョー「9X8」。2023年4月16日にポルトガルのアルガルヴェ サーキットで開催されたWEC世界耐久選手権第2戦「ポルティマオ 6時間レース」で、このキットをプジョーのワークスチームが発表した。

プジョー 9X8は、プジョーが2009年以来のル・マン24時間レース制覇を目指して開発した、ハイブリッドシステムを搭載したレーシングカーだ。レゴ グループとプジョースポールのデザインチームは、このアヴァンギャルドなマシンの10分の1スケール バージョンを作成した。9X8独特の滑らかなシルエットやライムフラッシュのカラーリングなど、9X8の魅力に命を吹き込んだ。プジョーの電動化を追求し、最高レベルのコンペティションで戦うプジョーの熱意を見事に体現している。

9X8の実車は7速シーケンシャル トランスミッションやフルタイム4WDを採用しているが、このモデルでも正確なスケールで複製されている。独特な形状のドア、ローエミッションのハイブリッド パワートレーン システム、強力なサスペンション、そしてエレガントなプロファイルも再現している。V6エンジンや暗闇で光るヘッドランプのエレメントなどの素晴らしいディテールが、レースのスリルを味あわせてくれる。総ピース数は、1775に達する。

日本のレゴ オンラインストアでも購入可能!

画像: 完成サイズは、全長約50cm×全幅約22cm×全高約13cm。

完成サイズは、全長約50cm×全幅約22cm×全高約13cm。

プジョースポールのテクニカルディレクターである、オリバー・ジャンソニー氏によると、レゴ グループとの技術協力はプジョー 9X8の実車が公開される5カ月前の2022年1月に始まった。テクニカル&デザイン チームとプロジェクトを完全に開発するのに1年かかったが、9X8の技術的なディテールを反映することができたという。

プジョー、プジョースポール、そしてレゴのチームは、写真からは再現できないサスペンションとハイブリッド システムの開発については、何度もミーティングを行った。このプロジェクトが最終的に想像以上の仕上がりとなったことに、ジャンソニー氏はレゴ グループに感謝し、また誇らしげに思っているという。

このレゴ テクニックのプジョー 9X8、完成すると全長約50cm×全幅約22cm×全高約13cmという、けっこう大きなサイズとなる。正式な商品名は、「レゴ テクニック プジョー 9X8 24H ル・マン ハイブリッド ハイパーカー」。日本でも、2023年5月1日からレゴの公式オンラインストアで購入が可能だ。価格は、2万3980円。ちなみに、対象年齢は18歳以上となっている。

さて、実車のプジョー 9X8は、トヨタ GR010をはじめフェラーリ 499Pやポルシェ 963といったライバルを相手に、2023年6月10〜11日に開催されるル・マン24時間レースでどのような闘いぶりを見せるのだろうか。期待しよう。

画像: 対象年齢は、18歳以上となっている。

対象年齢は、18歳以上となっている。

画像: LEGO Technic Peugeot 9X8 youtu.be

LEGO Technic Peugeot 9X8

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