昨年は好調フェラーリの自滅でレッドブルが1-2フィニッシュ
昨年のアゼルバイジャンGPは6月にシーズン第8戦として開催。予選で好調だったフェラーリが決勝ではトラブルに見舞われて2台揃ってリタイア。かわってレッドブルが1-2フィニッシュを飾り、チャンピオンシップの分岐点となるレースとなった。
【参考】2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP決勝 結果
1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)51周
2位 11 S.ペレス(レッドブル)+20.823s
3位 63 G.ラッセル(メルセデス)+45.995s
4位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+71.679s
5位 10 P.ガスリー(アルファタウリ・レッドブル)+77.299s
6位 5 S.ヴェッテル(アストンマーティン・メルセデス)+84.099s
7位 14 F.アロンソ(アルピーヌ・ルノー)+88.596s
8位 3 D.リカルド(マクラーレン・メルセデス)+92.207s
9位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+92.556s
10位 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)+108.184s
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13位 22 角田裕毅(アルファタウリ・レッドブル)+1周
ファステストラップ: 11 S.ペレス(レッドブル)1:46.046
今年のもうひとつのポイントは、今季初めてスプリントレースフォーマットで行われること。しかも、そのフォーマットが今年から変更になることがグランプリ開幕直前に急遽決定。各チーム、これにどう対応するかも興味深い。
新しいスプリントレースフォーマットは、初日金曜日はフリー走行1回目の後、いきなり日曜日の決勝レースのグリッドを決める予選を実施。2日目土曜日午前中にスプリントのための予選「スプリント・シュートアウト」を行い、午後にスプリントを戦う。「スプリント・シュートアウト」は通常の予選と同様、3セッションのノックアウト方式で行われ、スプリントの結果に対して与えられるポイントも従来と変更なく、ウイナーに8点、以下8番手までポイントが与えられる。
フリー走行は金曜日の1時間のみ。チームにとっては忙しいレースウイークとなりそうだ。
今シーズンのF1はここまでフェルスタッペンが2勝、ペレスが1勝と、レッドブルが3連勝。フェラーリ、メルセデスはこのレッドブルの勢いを止められるのか。3連続表彰台と好調のアロンソの優勝はあるのか。第4戦アゼルバイジャンGPは4月28日13時30分(日本時間18時30分)から始まるフリー走行で開幕する。
2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP タイムスケジュール
フリー走行1回目:4月28日13時30分〜14時30分(日本時間18時30分〜19時30分)
予選:4月28日17時〜18時(日本時間22時〜23時)
スプリント・シュートアウト:4月29日12時30分〜13時14分(日本時間17時30分〜18時14分)
スプリント(17周):4月29日17時30分〜18時(日本時間22時30分〜23時)
決勝(51周):4月30日15時〜(日本時間20時〜)
2023年F1ドライバーズランキング(第3戦終了時)
1位 M.フェルスタッペン(レッドブル)69
2位 S.ペレス(レッドブル)54
3位 F.アロンソ(アストンマーティン)45
4位 L.ハミルトン(メルセデス)38
5位 C.サインツ(フェラーリ)20
6位 L.ストロール(アストンマーティン)20
2023年F1コンストラクターズランキング(第3戦終了時)
1位 レッドブル 123
2位 アストンマーティン 65
3位 メルセデス 56
4位 フェラーリ 26
5位 マクラーレン 12