夏が近づくと人が衣替えをするように、クルマも準備が必要だ。暑い季節に合うエンジンオイルへの交換も忘れてはならない。(Motor Magazine2023年6月号より)

清浄性能が26%、省燃費性能が50%向上

4月だというのに夏日を記録するなど、 2023年は例年よりも本格的な暑さが早く訪れそうだ。そして暑さの影響を受けるエンジンには気を遣いたい。

エンジンの内部は燃焼の熱と部品の摺動により発生する摩擦熱に常にさらされている。さらに夏になると、エンジン内部で発生される熱に外気の熱も加わる。これにより夏のエンジンの内部は、とても過酷な環境になる。これらのマイナス要因からエンジンを守る重要な役割を担っているのがエンジンオイルだ。

最近は低粘度のエンジンオイルが標準で充填されていることが多い。これは粘度を低めて抵抗を減らし、燃費を向上させるという狙いがある。だが、エンジンが発する熱と昨今問題となっている日本の猛暑が重なることで低粘度オイルが温まると粘性が落ち、これが油膜切れを招いてエンジンを傷める可能性が高まる。

また、アイドリングストップが当たり前の装備になったが、気温が高い環境下でエンジンのオン/オフを頻繁に繰り返す場合、少し粘度が高くエンジンオフ時でもパーツにちゃんと滞留するオイルのほうが高温下で安心して使えるという側面もある。そこでおすすめしたいエンジンオイルが、今回ご紹介する「クォーツ イネオ HTC 5W-30」である。

画像: 「スラッジ及びワニスに対する耐性試験(216時間)」:スラッジとワニス発生状況を調べる試験では、クォーツ イネオ HTC使用後のほうがきれいな状態だった。

「スラッジ及びワニスに対する耐性試験(216時間)」:スラッジとワニス発生状況を調べる試験では、クォーツ イネオ HTC使用後のほうがきれいな状態だった。

クォーツ イネオ HTC 5W-30は熱からエンジンを守るヒートプロテクション性能と、オイル消費量の抑制といった耐久性を併せ持った高性能オイルだ。

このオイルは単に粘度を最適化して耐熱性能と耐久性を高めただけではない。 ACEA C3基準(※)に対して、清浄性能は26%向上し、省燃費性能は50%もアップしている。さらに、環境保護対策として高度化と高価格化が進む排出ガス浄化システムにも影響を及ぼさない処方になっていることも嬉しいポイントで、ガソリンエンジン(PHEV、HEVを含む)、ディーゼルエンジンに対応している。

さらにもうひとつ、注目したい点がプジョー、シトロエン、DSの唯一の推奨オイルに指定されている点だ。トタルエナジーズの製品というだけでも信用度は十分だが、これに自動車メーカーの推奨品でもあるということが加われば、ユーザーにとって大きな安心材料になることは間違いないだろう。(文:Motor Magazine編集部 小泉優太/写真:井上雅行)

※ ACEA C3…欧州自動車工業会が定めたオイル規格。「C3」は一般的な乗用車向けの通常の粘度グレードの省燃費エンジンオイルに該当。

画像: 「耐久試験(174時間)」:オイルの消費量はクルマのエンジンの健康状態を保つ重要な要素。テストでは約10%の消費抑制を確認。

「耐久試験(174時間)」:オイルの消費量はクルマのエンジンの健康状態を保つ重要な要素。テストでは約10%の消費抑制を確認。

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