パンチの効いた味とルックスの唐揚げ!
もうひとつのオススメが「唐揚げのやまざき」が販売する「唐揚げ」。中でも、ぜひともトライしてほしいのが「あいもりセット」(税込 2個400円)です。何がセットになっているかといえば「千日醤油唐揚げ」と「塩唐揚げ」の2種。同じように見えて、じつは味付けが異なっているのです。
「千日醤油唐揚げ」とは、ニンニクを1000日も漬け込んだ特製の醤油を味付けにした唐揚げのこと。一方、「塩唐揚げ」はニンニク抜き。この2つの味のどちらも楽しめるのが「あいもりセット」となります。
現物を前に気づいたのが、その大きさ。ひとつが普通の唐揚げの2倍くらいあります! そして、パックを開けただけで、ふんわりとニンニクの香り。食べる前から「これはうまそうだ」と期待が高まるばかり。かじりつけば、お肉はプリプリで食感も最高。ですが、意外やニンニクと醤油の味は控えめで、前面に感じるのは鶏肉のおいしさでした。個性の強いタレに、お肉がまったく負けていません。
もうひとつの「塩唐揚げ」は、さらに味付けが控えめ。ですが、スイカに塩を振ると甘みが増して感じられるように、お塩がお肉のおいしさを一層引き立てています。これも、看板の「千日醤油唐揚げ」に負けないおいしさ。2つをセットにしたくなるのも理解できる実力でしょう。
ちなみに、こちらのお店でSNS映えすると人気なのが「山賊棒<千日醤油唐揚げ>」(税込500円)。単体で見ると分かりづらいのですが、サイズ感がちょっとおかしくなっています。棒が30cmほどもありますから、一人で食べるのは苦労するほどのボリューム。よほどお腹が空いたときか、複数人で食べることをオススメしたいグルメでした。
「おやき」と「唐揚げ」といえば、どこにでもありそうなメニューです。でも、諏訪湖SA(上り)に用意されていたものには、他とはひと味もふた味も違ったユニークさがありました。ぜひとも試してほしいテイクアウトグルメです。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:中日本エクシス)
中央自動車道・諏訪湖SA(上り)
●営業時間
安曇野おやき「いろり堂」:7時~22時
唐揚げのやまざき:10時~19時
※コロナ禍等の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
価格等は、2023年6月末時点のものとなります。