諏訪湖の眺めを楽しめる大型SA
山梨県や長野県を経由して、東京と名古屋を結ぶ中央自動車道。その中間地点にあり、北の松本との分岐のすぐ手前にあるのが諏訪湖です。その諏訪湖を望むように高台にあるのが諏訪湖SA。東京から名古屋へ向かうとき、または、名古屋から東京への中継点となる、長野屈指の大型SAでもあります。
そんな諏訪湖SA(上り)で、おすすめしたいテイクアウトのグルメが「おやき」と「唐揚げ」です。どちらも定番中の定番ですが、ここ諏訪湖SA(上り)で人気なものは、他とは違った、ちょっとした工夫が加えられているんです。
諏訪湖SA(上り)だけの限定バージョン「おやき」
「おやき」といえば長野のソウルフードとして有名であり、手軽に食べられるということでテイクアウトグルメの定番メニューでもあります。そのためか売り上げナンバーワンとなっている「おやき」も、やっぱり定番。諏訪湖SA(上り)にある「おやき」の専門店「安曇野おやき『いろり堂』」の一番人気は「野沢菜おやき」(税込 1個280円)だそうです。
しかし、それでは面白くありません。やはり諏訪湖SA(上り)ならではのテイクアウトグルメとしてオススメしたいのは、こちらの限定商品。「諏訪湖おやき クリーミーチーズ」(税込 1個310円)、「諏訪湖おやき 辛味噌肉なす」(税込 1個310円)、そして「諏訪湖おやき 辛味噌野沢菜」(税込 1個310円)の3つです。
しかも今回、面白かったのが見た目です。同じように見えて、実は「諏訪湖おやき クリーミーチーズ」だけ焼き目が小さくて、全体が白くなっています。かじりつけば、外側の生地がとってもモチモチ。そして中にはスライスされたキノコとたっぷりのクリームチーズ! 完全に洋食ですね。まるでピザをいただいているような気分です。
一方、「諏訪湖おやき 辛味噌野沢菜」は、ド定番の野沢菜の「おやき」に信州の辛味噌をプラスしたもの。こちらは和そのもの。ピリ辛の味噌が、野沢菜の個性をマイルドに包みます。お漬物が苦手という人でしたら、普通の野沢菜の「おやき」より、こちらの方が食べやすいのではないでしょうか。
そして最後の「諏訪湖おやき 辛味噌肉なす」。これはお肉の存在感が強くてびっくり。材料的には和風なのですが、肉感が強く、しかもクリーミーなので、ちょっと洋風なイメージも。おいしさと斬新さがせめぎあった一品です。