来訪者や帰国者を「和」のテイストで迎える酒々井PA
2019年10月に「“和”をモチーフに、誰もが日本らしさを心地よく感じられる施設」をコンセプトにリニューアルされたのが、東関東自動車道の酒々井PA(上り)です。成田空港から東京方面に向かって最初にあるPAとなります。建屋の外壁などには弓矢の矢羽根をモチーフにした「矢絣(やがすり)」がデザインされています。
海外からの来訪者や日本に帰国した人を、日本らしい雰囲気で迎えてくれる、東関東自動車道の酒々井PA(上り)。そんな酒々井PAで、テイクアウトできるスイーツを2品紹介しましょう。
和と洋がクロスオーバーするユニークなスイーツ
最初に紹介するのは、テイクアウト専用店「成田ゆめ牧場 Cows Stand」の人気商品となる「ゆめこちゃん焼き(あんこ&チーズ)」(300円)です。成田ゆめ牧場は、酒々井PAにも近い成田市にある観光牧場。1887年から100年以上も続く地元の老舗牧場です。そんな牧場の自慢は、丹精込めて育てた乳牛からとれるコクがあって栄養も高い牛乳! 牛乳そのものだけでなく、ヨーグルトやソフトクリームや牛乳パン、各種スイーツなどが生産され、直営店で販売されています。
ここ酒々井PA(上り)で人気の「ゆめこちゃん焼き(あんこ&チーズ)」も、その生地には当然のように成田ゆめ牧場の牛乳が使われています。ちなみに「ゆめこちゃん」というのは、成田ゆめ牧場の公式キャラクター。ゆめこちゃん焼きは、中にあんこが入った、いわゆる「人形焼き」の一種ですが、生地に牛乳が入れられているだけでなく、あんこと一緒にモッツァレラチーズも入っているのが特徴。モチモチの生地とともにいただく、甘いあんことチーズの味は、甘さと塩気が絶妙。最初に、生地にある牛乳の香りを楽しみ、続いて、あんこの甘さ、そして最後にチーズの塩気。他にはない、ユニークなスイーツです。
自宅に持ち帰ったときは、1分ほど電子レンジで温めなおせば、モチモチ感が復活するとのこと。その場でいただくのもOK、お持ち帰りでもOKという人気のスイーツです。