F1第18戦が10月6日に開幕、土曜のスプリントで6位以内に入ればフェルスタッペンの3年連続王座が決定【カタールGPプレビュー】

2021年カタールGPではハミルトンが2ストップで優勝

唯一のデータとなる2021年のカタールGPでは、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン（メルセデス）がミディアムタイヤ→ミディアム→ハードの2ストップで優勝。ライバルのマックス・フェルスタッペン（レッドブル）が予選での2重黄旗無視で5グリッド降格のペナルティを受けたこともあって、余裕のスタートダッシュで主導権を奪うと、危なげない走りで圧勝した。

ドライバーの半数はソフトタイヤ、残りの半分はミディアムでスタートしたが、ピットストップは1回から3回までさまざまだった。

ちなみに、ポールタイムはハミルトンの1分20秒827。レース中のファステストラップはフェルスタッペンの1分23秒196だった。

【参考】2021年F1第20戦カタールGP決勝　結果

1位 44 L.ハミルトン（メルセデス）57周
2位 33 M.フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）＋25.743s
3位 14 F.アロンソ（アルピーヌ・ルノー）＋59.457s
4位 11 S.ペレス（レッドブル・ホンダ）＋62.306s
5位 31 E.オコン（アルピーヌ・ルノー）＋80.570s
6位 18 L.ストロール（アストンマーティン・メルセデス）＋81.274s
7位 55 C.サインツ（フェラーリ）＋81.911s
8位 16 C.ルクレール（フェラーリ）＋83.126s
9位 4 L.ノリス（マクラーレン・メル セデス）＋1周
10位 5 S.ヴェッテル（アストンマーティン・メルセデス）＋1周
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11位10 P.ガスリー（アルファタウリ・ホンダ）＋1周
13位 22 角田裕毅（アルファタウリ・ホンダ）＋1周
ファステストラップ 33 M.フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）

ピレリの分析「もっとも硬い3つのコンパウンドを供給」

タイヤを供給するピレリは、カタールGP開幕にあたって「ロサイル・サーキットはロードレース世界選手権（MotoGP）の定番コースとして、また、ワールド・スーパーバイク世界選手権（SBK）や世界ツーリングカー選手権（WTCC）の開催地として知られています。シルバーストンや鈴鹿と同様、タイヤにとって非常に挑戦的なサーキットで、今回はさまざまな要求すべてに対応できる、もっとも硬い3つのコンパウンドを供給します。 ハード＝C1、ミディアム＝C2、ソフト＝C3です。 このトラックの特徴は大きくは変わっていませんが、路面が再舗装され、縁石も修正されたため、新しいチャレンジになります。昼夜の路面温度の変化が大きく、夕刻に行われるセッションとナイトセッションの違いをどう読むかも重要なポイントになるでしょう」と分析している。

さてカタールGPはどんなレースとなるのか。F1第18戦カタールGPPは、10月6日金曜日16時30分（日本時間22時30分）からのフリーで開幕、予選は金曜日20時（日本時間10月7日2時）から行われ、土曜日のスプリントシュートアウト／スプリントをはさんで、決勝は10月8日20時（日本時間10月9日2時）に開始される。

2023年F1第18戦カタールGP タイムスケジュール

フリー走行：10月6日16時30分〜17時30分（日本時間22時30分〜23時30分）
予選：10月6日20時〜21時（日本時間10月7日02時〜03時）
スプリントシュートアウト：10月7日16時〜16時44分（日本時間22時〜22時44分）
スプリント（19周）：10月7日20時30分〜21時30分（日本時間10月8日02時30分〜03時30分）
決勝（57周）：10月8日20時〜（日本時間10月9日02時）

2023年F1第18戦カタールGP プレビュー7