2023年10月16日、トヨタは10月27日〜11月5日(一般公開日)に東京ビッグサイトで開催される、「ジャパンモビリティショー2023(以下、JMS)」に出展するモデルの第1弾として、2台のバッテリーEV コンセプトモデルのデザインを一部公開した。

SUVタイプの「FT-3e」とスポーツタイプの「FT-Se」

JMSでは「クルマの未来を変えていこう-Find Your Future」をテーマにブース出展するトヨタだが、今回、2台のバッテリーEV コンセプトモデルのデザインを一部公開した。SUVタイプのコンセプトモデル「FT-3e」とスポーツタイプのコンセプトモデル「FT-Se」。この2台を通じて、電動化や知能化で変わるクルマの未来と、クルマがもたらす新たな体験価値を提案するという。

FT-3e(エフティー スリーイー)

革新技術による新たなドライビング体験と一人ひとりに寄り添うサービスを通じて、ユーザーの日々の生活を豊かに彩る、次世代のBEVコンセプトモデル。車内外のデータやエネルギーの移動媒体として社会とつながることで、カーボンニュートラルの実現や、より良い社会づくりにも貢献する。

エクステリアは、立体を構成する面や線を極力シンプルにしながら、先進感と美しさを両立したエクステリアデザインを追求。サイドボディの下部からドア上部に沿ってデジタルサイネージを配置し、ドライバーがクルマに近づくと、バッテリー残量や車内温度、車内の空気の質などを表示する。

画像: リアから見た、FT-3eの一部。立体を構成する面や線を極力シンプルにしながら、先進感と美しさを両立したエクステリアデザインを追求している。

リアから見た、FT-3eの一部。立体を構成する面や線を極力シンプルにしながら、先進感と美しさを両立したエクステリアデザインを追求している。

FT-Se(エフティー エスイー)

トヨタ GAZOOレーシングが取り組む「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の思想のもと、カーボンニュートラル時代におけるスポーツカーの選択肢の一つとして提案する、高性能スポーツBEVモデル。主なコンポーネントをFT-3eと共有しながら、操縦安定性や空力性能をさらに追求。ソフトウエア アップデートにより、ドライバーとともに育っていくクルマを目指している。

エクステリアは、ワイド&ローのプロポーションに加え、先進的な印象をもたらすワンフォームシルエットの採用で空気抵抗を低減。インテリアでは、直感的な操作を可能とする次世代コクピットを採用し、運転への一層の没入感を提供する。また、インパネ上部を低く構えることで高い視認性を確保。走行時のG(重力加速度)から身体を保持するために、新意匠のニーパッドを採用している。

画像: リアから見た、FT-Seの一部。スポイラー風のリアエンドには、GAZOOレーシングのエンブレムが付けられている。

リアから見た、FT-Seの一部。スポイラー風のリアエンドには、GAZOOレーシングのエンブレムが付けられている。

トヨタでは、将来、モビリティは物理的な移動の道具としてだけではなく、ユーザー一人ひとりの価値観に寄り添う、生活のパートナーになっていくと考えている。BEVならではの高い操作レスポンスや心を揺さぶるデザインに加え、自分色に乗り味をカスタマイズできる嬉しさや、クルマの中にいながら、街の情報をストレスなく検索できる便利機能などによって、クルマはユーザーの唯一無二の愛車として進化していく。

なお、クルマを通じた新たな体験価値の詳細も、今後順次公表を予定している。

This article is a sponsored article by
''.