2023年10月25日、スバルはBEV「ソルテラ」の一部改良を発表。スバルの予防安全パッケージ「SUBARU Safety Sense」の機能を拡充するとともに、低温環境下での急速充電性能の向上が図られた。また同日、スバルは社会への貢献を通じ、共感・共生の環を拡げる取り組みとして「一つのいのちプロジェクト」を立ち上げ、「日光国立公園 那須平成の森」に「ソルテラ」の提供を行ったとの発表も行った。

低温時の急速充電時間を最大で約30%削減

スバルの初のBEV(電気自動車)「ソルテラ」に一部改良が行われた。まずはスバルの予防安全パッケージ「SUBARU Safety Sense」 の機能を拡充だ。

画像: 新たにオーバルステアリングホイールの採用も行われた。スポーティさの演出とメーターの視認性改善のためだ。

新たにオーバルステアリングホイールの採用も行われた。スポーティさの演出とメーターの視認性改善のためだ。

アドバンストドライブ(渋滞時支援)とレーンチェンジアシスト(LCA)や、見通しの悪い交差点での衝突回避をサポートするフロントクロストラフィックアラート(FCTA)を設定。そして、後方車両に注意喚起を行う後方車両への接近警報や停車中に後方から接近する車両の衝突が避けられない場合にブレーキを作動させて減速するセカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)等の機能が新たに採用された。

オーバルステアリングホイールを採用し、先進感とスポーティ感を演出するとともに、メーター視認性の改善も図られている。

そして、低温環境下での急速充電瀬能の向上だ。冷間時のバッテリー暖機性能向上等により、外気温による充電時間のバラツキを低減することで、低温環境下での、電欠ランプ点灯時から充電量80%までの急速充電時間を最大で約30%削減させたという。

なお、「ソルテラ」はスバルの社会への貢献を通じ、共感・共生の環を拡げる取り組みとして立ち上げた「一つのいのちプロジェクト」の一環として、「那須平成の森(所在地:栃木県那須郡那須町)」への提供が行われた。

この車両は、「那須平成の森」に在籍するインタープリター (自然と人との仲介となって自然解説を行う専門家)の活動に使用される他、那須町周辺の課外授業やその他の地域イベントへの出展にも活用されるという。

ソルテラの主な改良点

■安全性能
・アドバンストドライブ(渋滞時支援)
・レーンチェンジアシスト(LCA)
・フロントクロストラフィックアラート(FCTA)
・後方車両への接近警報
・セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)
・後方車両接近告知
・周辺車両接近時サポート
■機能装備
・オーバルステアリングホイール
・パドルスイッチでのS-PEDALモード選択機能(AWD 車のみ)
・フロントパワーシートの調整範囲拡大
・ナノイーX(ET-HS 標準装備)

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