取材先での印象的な出来事から個人的に注目したい最新ニュースまで、編集部員おススメの注目トピックを一週間分、まとめてご紹介。今回はそれぞれの世界で、夢を追う人々を応援しするいろいろ、です。(2023年11月19日~11月25日版)

全国から世界大会へ。技能五輪日本代表の健闘を祈る

どんな戦いが繰り広げられるのか、自動車関連の技能だけではない職種でも気になります。

画像: 日産のトータルカスタマーサティスファクション本部 国内サービス部に所属する村上快仁さんは、自動車工職種で金メダルを獲得。村上さんが金メダルを獲得するのは、2年連続だそう。

日産のトータルカスタマーサティスファクション本部 国内サービス部に所属する村上快仁さんは、自動車工職種で金メダルを獲得。村上さんが金メダルを獲得するのは、2年連続だそう。

たとえば「貴金属装身具」や「フラワー装飾」は見ごたえがありそうだし、「洋菓子製造」「西洋料理」「日本料理」は食欲の秋にぴったりだし、「とび」の匠技もちょっと見てみたい気がします。

全国大会でみごとに金メダルを獲得した選手は、2024年9月にフランス・リヨンで開催される「第47回技能五輪世界大会」に日本代表として参加するのだそうです。つまり世界大会は、国家対抗戦ということ。

参加資格は大会開催年に22歳以下(一部例外あり)であり、同一職種での複数回出場はできないそう。ある意味、本家のオリンピックに負けず劣らず、ハードルが高い=達成感が大きいと言えるかもしれません。

ちなみに日本が初めて世界大会に代表団を送ったのは、1962年のスペイン・ヒホン大会でした。この時はスペインに次ぐ2位(金5/銀1)表彰台を獲得しています。翌年に金メダル10個で頂点に立って以来、日本が同大会で1位を獲得した回数は8回。最多で16個の金メダルを獲得しています。

そうとう優秀な成績を残しているとは思うのですが、少々気になるのは2017年以降の直近では、中国が三連覇を果たしていることでしょうか。長きに渡って強力なライバルとなっている韓国などもあって、まさに火花を散らす勢いで、若き匠たちの戦いが繰り広げられることになりそうです。

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