輸入車EVカーシェアの嚆矢となる「ブランズタワー橋本 」
東急不動産が手掛ける分譲マンション「BRANZ」は、「環境先進を、住まいから。」をスローガンに掲げ、持続可能な心地よい暮らしと環境貢献の両立を目指し、建物のデザインや建築材料の選定、電力供給の方式等、様々な側面において新たな発想や仕組みを積極的に取り入れてきた。
今回のEVカーシェア導入もその一例で、EV専用ショールーム「メルセデス EQ 青山」をオープンさせるなど、EV普及に向けた事績を有するヤナセの協力のもと、今後東急不動産が開発する新築分譲マンションにおいて、輸入車EVのカーシェアを順次導入。また、EV体験会の実施、両社の会報誌上での、輸入車EVのある生活提案記事の掲載などを通し、その認知・普及を促すとしている。
そんな輸入車EVカーシェア導入の第1号物件となるのが、神奈川県相模原市に落成予定の「ブランズタワー橋本(2026年引渡予定)」だ。
ブランズタワー橋本は「環境先進マンション」と位置付けられており、高い居住性は勿論のこと、居住空間のエネルギー効率の向上、クリーンな発電・受電方式の採用等、環境面にも最大点の配慮が図られている。
「カーボンニュートラルに向けたEVの普及」も、その一環として位置付けられており、輸入車EVカーシェアの導入、駐車場全200台中37台(平置き駐車場12台・自走式平置き駐車場25台)へのEV充電設備の設置が予定されている。
また、両社が発表したプレスリリースでは、ブランズタワー橋本の他、2025年引渡予定の「ブランズ練馬中村南」においても、今回の取り組みが適用される予定である事が発表されている。現時点では、具体的内容については調整中との事だが、分譲物件における輸入車のカーシェアは非常に希少な事例であるだけに、詳細の発表が待たれるところだ。