2023年12月25日、日産は東京オートサロン2024(以下、TAS2024)に出展するコンセプトカーの詳細を公表しました。カスタム性重視から実用的なモデルまで、多岐にわたるコンセプトカーを出展する予定です。今回はその中から「X-TRAIL CRAWLER CONCEPT(エクストレイル クローラー コンセプト)」をご紹介します。

ラゲッジルームは本気仕様で実用性も高い

画像: ラゲッジルームにはスペアのタイヤ搭載。荷室サイドには小物を固定できるメッシュプレートも追加した。

ラゲッジルームにはスペアのタイヤ搭載。荷室サイドには小物を固定できるメッシュプレートも追加した。

一方、ラゲッジルームを見ると大きなタイヤが鎮座しています。タイヤはロッククローリング中の激しい揺れでも動かないようにタイダウンでガッチリ固定されています。

またタイヤが置かれている床面は一段かさ上げしてスペースを確保、その中は工具などを収納する想定になっています。さらにメッシュプレートを荷室の壁に設置し、そこには懐中電灯や消化器などをくくりつけるなど、見た目だけでなく、ラゲッジルームも本気の仕様となっています。

このように、いかにも本気仕様らしさが漂う「エクストレイル クローラー コンセプト」ですが、あくまでもコンセプトカーで、実際のロッククローリングでの使用は想定していないとのことです。

ただし、ラゲッジルームに設置していたメッシュプレートは、現行エクストレイルなら簡単にアドオンできるとのこと。このパーツは実用的なだけに、市販すればアウトドア派のエクストレイルオーナーのあいだで人気アイテムになるかも知れません。(写真:井上雅行)

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