第三京浜や首都高 横浜北西線への迂回を
東名高速・東京ICと東名川崎ICの間にある東名多摩川橋は、2021年11月27日から2024年11月中旬(予定)までの約3年間で、老朽化したコンクリート床版を耐久性の高い新しい床版に取り替える工事を行っている。工事による渋滞など交通への影響を最小限にするため、床版を分割して取り替えることで、現在の車線数を極力確保して工事を進めている。1車線ずつ工事をするため、工事を行う車線ごとに、大きく6つのステップに分割して施工している。
今回の工事車線切換は、ステップ5へ移行するためのもので、工事エリアを下り車線の中央から下り車線の路側帯側へ移すためのものだ。2024年2月3日(土)11時から2月5日(月)7時まで、昼夜連続で1車線規制と夜間2車線規制を行う。
そのため、2月3日の12時から23時までの間に夜間を中心に最大10km、通過に50分(工事を実施していない期間と比べて30分程度の増)以上の渋滞が予測されている。期間中は、第三京浜道路や首都高速 神奈川7号横浜北西線などへの迂回や、出かける時間の変更、または公共交通機関の利用などを検討したい。また、迂回ルートについても、一般道の交通状況によって混雑が想定される。出かける場合は時間に余裕を持っておきたい。
なお東名高速では、この東名多摩川橋の他に以下の3カ所でリニューアル工事を行っている。
●大井松田IC〜清水IC:2023年9月4日〜2024年3月29日
●焼津IC〜吉田IC(大井川橋):2023年5月28日〜2028年5月下旬
●掛川IC〜袋井IC(菅ヶ谷高架橋):2022年10月15日〜2025年7月下旬
※工事期間は変更になる場合がある。
いずれにしても、出かける前には「東名軸大規模工事サイト」や工事規制情報、リアルタイムの道路交通情報などを確認して、余裕を持ったドライブを心がけたい。(図版と写真:NEXCO中日本)