2024年1月18日、日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、2024年のSUPER GTに参戦するワークスチームと、GT300クラスのオフィシャルパートナーチームの体制を発表した。GT300クラスにニッサン GT-R NISMO GT3で参戦するカスタマーチームについては後日の発表となる。

GT300クラスにもオフィシャルパートナーチームで参戦

GT300クラスでは、オフィシャルパートナーチームの56号車「KONDO RACING」と62号車「ELM MOTORSPORTS」に「Nissan GT-R NISMO GT3」を供給し、技術サポートを行う。

画像: GT300クラスの56号車「KONDO RACING」。「KONDO RACING」はGT500、GT300クラスにエントリー。マシンは2023年仕様。

GT300クラスの56号車「KONDO RACING」。「KONDO RACING」はGT500、GT300クラスにエントリー。マシンは2023年仕様。

GT300クラスで2度チャンピオンを獲得している「KONDO RACING」には、GT500クラスに参戦していた佐々木大樹が加入。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラとの強力コンビで、タイトル奪還に向けて万全の体制が整った。

もうひとつのチームは、元GT300王者の福山英朗監督が率いる62号車「HELM MOTORSPORTS」。ドライバー体制は、昨年までGT500クラスで活躍した平手晃平とともに、平木湧也と平木玲次の名前があがっている。

NMCのCEOで、日産のモータースポーツビジネスユニットヘッドを務める片桐隆夫氏は、今回の発表に際し「今シーズンもモータースポーツでしか提供できない特別なワクワク感を、応援してくださるファンの皆様とともに分かち合いたいと思います。そのため、SUPER GT GT500クラスはチャンピオン奪還を目指し、全てのチームで勝つことを念頭に、新たな若い力を取り込みながら体制を固めました。そしてSUPER GT GT300クラスにおいてもNissan GT-R NISMO GT3でのシリーズチャンピオン奪還を目指し、契約ドライバーの派遣を含め、両チームに包括的な支援を行います。これからテストが本格的に始まりますが、全チームが開幕戦に万全の体制で臨めるようにしっかりとサポートしていきます」とコメントしている

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