日産自動車株式会社は2024年1月19日、販売会社の奈良日産自動車株式会社と共同で、「CUBE RetroRenovation」のトライアル販売を1月22日から開始すると発表しました。これは、2023年の東京オートサロンで出展した参考出品車を良質な認定中古車をベースに再現したもの。内外装部品に専用カスタムパーツを用意するなど、単なるリフレッシュにとどまらない魅力を備えています。

ふたつのパッケージで上質な中古車をさらにグレードアップ

画像: ふたつのパッケージで上質な中古車をさらにグレードアップ

1998年に初代が発売を開始した「キューブ」は、コンパクトなボディに広々とした室内空間を備えた新種のファミリーカーとして、大人気を博しました。以来、2度のフルモデルチェンジを果たしながらも、基本的なコンセプトは変わらないまま。2008年にデビューした3代目は、2020年3月まで生産が続けられるご長寿モデルとなりました。

今回、限定20台で発売されることになった「CUBE Retro Renovation(キューブ レトロ リノベーション)は、平成28年型を中心とする走行距離7万kmまでの良質な日産認定中古車をベースに、細部をリフレッシュするメニューと、個性的に彩るカスタマイズのふたつの「パッケージ」でグレードアップされた特別なモデルです。

そもそも「リノベーション」とは、建築用語で「既存の住宅に手を入れて、既存のものよりも価値を高めること」を意味する言葉。それに「レトロ」という軽くノスタルジーをそそる要素を加味することによって、キューブが持つ魅力の新たな一面を引き出しています。

それぞれに3つのコース。予算に合わせてチョイス可能

各パッケージにはプレミアム/スタンダード/エントリーの3つのコースが設定されています。それぞれの内容は、以下のとおり。

画像: それぞれに3つのコース。予算に合わせてチョイス可能

リフレッシュパッケージ

使用する過程で傷がついたり、経年劣化した部品を交換。主に、内外装をリフレッシュすることを目的としています。消耗品の交換やコーティングパック、劣化した部品の交換等、車両の状態やユーザーの予算に合わせて調えてくれます。

【エントリー】リフレッシュパック(ワイパーリフィル、バッテリーなどの消耗品交換)/カーペット交換
【スタンダード】コーティングパック/ワイパーアーム交換/ガラスランラバー交換など【
プレミアム】ヘッドライト交換/運転席スイッチ類交換/カウルトップ交換など

カスタムパッケージ

東京オートサロン2023に参考出品された「CUBE Refreshed & Retro CONCEPT」を、忠実に再現できるアイテムを設定。より個性的で、レトロモダンな雰囲気を演出するカスタムスタイルの提案です。

【エントリー】ホイールカバー/シートカバー(ヴィンテージレッド/ヴィンテージキャメル)
【スタンダード】2トーンボディステッカー(グレー)/グリル
【プレミアム】ステッカー2種類(リアウインドウ、ボディサイド)/インテリア加飾

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