2024年3月29日(英国現地時間)、マクラーレン オートモーティブは、次世代スーパーカー、ハイパーカー、そしてその先へとつながるデザイン フィロソフィーを公開した。

レースカーや歴代モデルからインスパイアされた理念

これらのデザイン理念は、マクラーレンのモータースポーツにおける豊かな歴史と、最先端のハイパフォーマンス エンジニアリングによる賜物だ。

画像: M8Dのようなパフォーマンスラインは、現在のマクラーレン車にも継承されている。

M8Dのようなパフォーマンスラインは、現在のマクラーレン車にも継承されている。

例えば、フラットで低いノーズ。これは、マクラーレンMP4/4など、伝説的なレーサーにより大成功を収めたF1マシンに採用されていたサイドエアインテークからのインスピレーションだ。

このデザインエレメントは、ロードカーのマクラーレンF1やそのLM、GTRモデルにも採用されており、フロントバンパー、ヘッドランプの真下に配置された大型のエアインテークや、マクラーレン750Sに採用されたインテーク一体型の「アイソケット」ヘッドランプが特徴的だ。

また、マクラーレンのシグネチャーデザインを決定づけるのは、パフォーマンスラインだ。この象徴的なショルダーラインは、マクラーレンを象徴するCan-Amマシンや、F1(ロードカー)、P1のフォルムから直接インスパイアされたもので、前後のオーバーハングが短く、前傾姿勢のプロポーションになっている。

F1から導入され、すべてのマクラーレン車に受け継がれているリアビューデザイン、オープンバックエンドは、放熱機能ももったマクラーレンの特徴的なデザインだ。直線的なグラフィックと水平方向に配置されたデザインは、よりワイド感と車高を強調し、レーシングカーのようなコンパクトなプロポーションを実現している。

そして、マクラーレンのレーシングDNAにインスパイアされた「ラップアラウンド」コクピットは、ドライビングにのみ集中することができる。スタイリッシュなインテリアデザインと、良好な前方視界のおかげで、圧迫感を感じることもない。

画像: マクラーレンのレーシングDNAにインスパイアされた「ラップアラウンド」コクピット(写真は750S)。

マクラーレンのレーシングDNAにインスパイアされた「ラップアラウンド」コクピット(写真は750S)。

マクラーレン オートモーティブの最高デザイン責任者であるトビアス・シュールマンは、以下のように語っている。

「レーシングは私たちのDNAであり、美はパフォーマンスのあくなき追求から生まれます。私たちは60年にわたるマクラーレンの歴史に深くインスパイアされていますが、過去に安住しているわけではありません。私たちのデザインDNAは、マクラーレンの60年にわたるモータースポーツのヘリテージをベースに、革新的かつ超軽量スーパーカーへと昇華させます。新しい時代、新しいクルマ、さまざまなプロダクト、そして その中心にあるのはパフォーマンス by デザインなのです」

マクラーレンは、こうした個性的なビジュアルと最新のパワートレーンによってラインナップを拡充していく。レーシングカーとロードカーの歴史を引き継いだ、ニューデザインの次世代モデルの登場に期待したい。

画像: マクラーレンの最新モデル、アルトゥーラ スパイダー。ニューデザインの次期モデルは、どんなスタイルになるのだろうか。

マクラーレンの最新モデル、アルトゥーラ スパイダー。ニューデザインの次期モデルは、どんなスタイルになるのだろうか。

This article is a sponsored article by
''.