2024年の渋滞回数は前年と比較して増加する見込み!?
2024年のゴールデンウイーク<2024年4月26日(金)〜5月6日(月)>は、「前半3連休+後半4連休」というパターンのため、期間を通して出かけやすい曜日の並びとなっている。また、2023年は荒天による出控えの影響などを受けているため、2024年の渋滞回数は前年と比較して増加する見込みとされている。
首都圏の高速道路において、特に長い渋滞(35km以上)が予測されている区間と日時は、以下のとおりだ。
◎下り
●5月3日(金)
・東北道 羽生PA付近:5時〜15時(最大渋滞長:40km)
・東名高速 秦野中井IC付近:前日20時〜17時(最大渋滞長:45km)
・中央道 相模湖IC付近:4時〜17時(最大渋滞長:45km)
●5月4日(土)
・東北道 羽生PA付近:6時〜13時(最大渋滞長:35km)
・中央道 相模湖IC付近:5時〜14時(最大渋滞長:45km)
◎上り
●5月4日(土)
・関越道 高坂SA付近:15時〜23時(最大渋滞長:35km)
●5月5日(日)
・関越道 高坂SA付近:13時〜翌日1時(最大渋滞長:40km)
10km以上の渋滞予測は、下り方面が78回、上り方面が135回と予測されている。また、下りでは5月3日(金)・4日(土)が、上りでは5月4日(土)・5日(日)が渋滞が多くなるピークと予測されている。そのため、下りではピーク前後の5月2日(木)や5日(日)以降を、また上りでは5月6日(月)以降に利用することをNEXCO東日本やNEXCO中日本では勧めている。
また、ゴールデンウイーク期間中は、東京湾アクアライン(下り線)を先頭とする渋滞が首都高速道路 湾岸線および川崎線まで延びると予測されている。とくに東京方面から羽田空港を利用する予定の人は注意しておきたい。
なお、渋滞の激化を避けるため、ゴールデンウイーク期間中(4月27日〜29日、5月3日〜6日)は休日割引は適用されないので注意が必要だ。
いずれにしても、この期間に高速道路を利用する場合、渋滞を避けることは不可能に近い。利用する予定の人は、事前に情報を確認しておき、また当日もリアルタイムで情報を把握するなどして、余裕をもって出かけるようにしたい。