2024年5月4日(現地時間)、F1第6戦マイアミGP予選がアメリカ・フロリダ州マイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催され、角田裕毅(RB)はQ3に進出して10番手のタイムを記録した。ポールポジションはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、その後にフェラーリのシャルル・ルクレール、カルロス・サインツ(フェラーリ)が続いた。

ポールポジションから10番手までタイム差はごくわずか

マイアミGP スプリントから3時間、強い陽射しが降り注いだマイアミ・インターナショナル・オートドロームは、土曜日午後になって気温が上昇。予選開始時の気温は29度、路面温度は51度に達していた。

画像: 戦略どおりに、予選を戦い10番グリッドを獲得した角田。マシンの調子は上がっている。

戦略どおりに、予選を戦い10番グリッドを獲得した角田。マシンの調子は上がっている。

スプリント終了後は、予選へ向けてパルクフェルメは解かれ、マシンのセットアップ変更が可能となるため、気温上昇に対応してマシンをどう仕上げるか、それが明暗を分けることになる。

スプリントで4位に入ったダニエル・リカルド(RB)は突如リアのトラクション不足に陥りQ1で敗退。アトンマーティンの2台もQ2で姿を消すことになる。一方で、メルセデスはセッティング変更が功を奏して2台揃って上位に進出した。

そんな中で、角田はQ1を12番手でクリアすると、Q2ではラストアタックで9番手に入りQ3へ進出。Q3ではタイムアップが叶わなかったが10番手を確保した。

予選ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がスプリントに続いてポールポジションを獲得。それにフェラーリ、マクラーレンが続くことになった。

マイアミGP決勝は日本時間5月6日早朝5時にスタートが切られる。気温の上昇に、どのチームも完璧には対応できているとは言えず、決勝までにマシンをどう仕上げてくるかがレースのポイントとなる。

画像: マイアミGP予選のトップ3。フェルスタッペンの後に、ルクレール、サインツが続いた。

マイアミGP予選のトップ3。フェルスタッペンの後に、ルクレール、サインツが続いた。

2024年F1第6戦マイアミGP予選 結果  

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)1:27.241
2位 16 C.ルクレール(フェラーリ)1:27.382
3位 55 C.サインツ(フェラーリ)1:27.455
4位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)1:27.460
5位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)1:27.594
6位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)1:27.675
7位 63 G.ラッセル(メルセデス)1:28.057
8位 44 L.ハミルトン(メルセデス)1:28.107
9位 27 N.ヒュルケンベルグ(ハース・フェラーリ)1:28146
10位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT)1:28.192
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18位 3 D.リカルド(RB・ホンダRBPT)

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