NEXCO中日本 東京支社は、2024年9月2日(月)6時から2025年4月18日(金)24時まで、東名高速 大井松田インターチェンジ(IC)〜清水ジャンクション(JCT)間(上下線とも)でリニューアル工事を実施する。(タイトル画像はイメージです)

出かける前には「東名工事」で検索を!

画像: 今回のリニューアル工事区間と周辺の主要道路図。

今回のリニューアル工事区間と周辺の主要道路図。

東名高速は、開通から50年あまりが経過し老朽化が進んでいる。これまで、部分的な補修や補強を繰り返してきたが、橋梁構造体の損傷が進み、床版(橋の床部分)下面のコンクリートのひび割れ、剥離、内部鉄筋の腐食などが確認されており、抜本的な対策として、耐久性の高いコンクリート床版に取り替えることになる。

そこで、9月24日(火)5時から12月20日(金)24時までの88日間は、大井松田IC〜足柄スマートIC間の大沢橋、酒匂川橋、柏木第一橋のコンクリート床版を取り替える。そのため、下り線右ルートを工事のため閉鎖して、上り線では追い越し車線規制を行う。

また、2024年9月2日(月)6時から2025年4月18日(金)24時までの229日間は、富士IC〜清水JCT間の清見寺橋(下り線)のコンクリート床版を取り替える。この橋は、富士川スマートIC~清水JCT間の複数のトンネルと橋梁の連続区間に位置し、東海道新幹線を横架する橋梁であるため、高速道路本線の夜間通行止めにより床版を取り替える。工事は、東名の通行止めの影響を最小限にするため、限られた時間で作業が完了するよう、車線規制や夜間通行止め、低速走行規制などが行われる。

なお、2024年12月21日(土)0時から2025年1月7日(火)7時までの18日間は、リニューアル工事に伴う交通規制は実施しない。

画像: 床版の劣化や取替工事のイメージ。

床版の劣化や取替工事のイメージ。

工事期間中は走行可能な車線数が減少するため、土曜日を中心に最大20km、通過に1時間10分(工事を実施していない期間と比べて50分程度の増)以上の渋滞が予測される。期間中は、小田原厚木道路や東富士五湖道路、新東名高速道路などへの迂回や、出かける時間の変更、公共交通機関の利用を検討したい。

なお、所定の迂回ルートを走行した場合、工事区間を直通利用した場合の通行料金よりも高くならないよう調整する。あわせて、迂回した人に電子ギフトカードが進呈される「渋滞減らし隊キャンペーン」も実施する。

2024年9月1日現在、東名集中工事では他にも4カ所でリニューアル工事を行っている。東名軸大規模工事サイトでは、渋滞予測や所要時間、迂回ルートの案内など、渋滞回避に関する情報を提供しているので、出かける前には「東名工事」で検索して確認しておきたい。

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