2024年10月3日、ステランティス ジャパンは、本格派オフローダーであるジープ ラングラーの中でもハードアコアな2ドアの「ラングラー ルビコン」を100台限定で導入するとと発表した。車両価格は849万円で、全国のジープ正規ディーラーで販売を開始する。

ひと際高いオフロード性能を誇る「究極のジープ」

第二次世界大戦中に軍事車両として開発された4輪駆動車を起源とし、戦後民間向けに転用して市販が開始されたジープ。その圧倒的な悪路走破性は世界中に広く知られ、走りの良さからジープブランドは全世界で高い支持を受けている。

画像: 限定車 「ジープ ラングラー ルビコン 2ドア」のインテリア。ステアリングホイールはテクノレザー、シフトノブは革巻き。

限定車 「ジープ ラングラー ルビコン 2ドア」のインテリア。ステアリングホイールはテクノレザー、シフトノブは革巻き。

そんなジープブランドの中でも、「ラングラー」は軍用車両からの歴史を色濃く受け継ぐジープブランドの象徴となるモデルだが、さらに「ルビコン」というグレード名称は、ジープの中でもひと際高いオフロード性能を誇るモデルに与えられてきた。

「ルビコン」とは、米国ネバタ州からカリフォルニア州に位置する世界一過酷と言われるオフロードコース「ルビコントレイル」からつけられた名称で、ジープの開発テストが行われてきた、ジープにとっての「聖地」というべき場所である。

現在「ルビコン」というグレード名は、日本市場では4ドアの「ラングラー アンリミテッドルビコン」、PHEVで4ドアの「ラングラー アンリミテッドルビコン」にしか使用されていない。

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