抽選結果は2024年12月中旬には発表予定
2023年11月に、ミツオカの創業55周年記念コンセプトモデルとして公開された「M55（エムダブルファイブ）コンセプト」。当Webモーターマガジンでも紹介するたびに大きな反響があった。そして先日の2024年11月21日、市販モデル「M55 ゼロエディション」が2025年生産販売台数を限定100台として正式発表された。
申し込みの受け付け開始から10日で上限の350名に達した、ミツオカ M55 ゼロエディション。
販売方法は抽選とされ、発表翌日の11月22日から全国のミツオカ取扱拠点で申込み受け付けを開始したが、応募者数が上限の350名に達したため、2024年12月1日をもって申し込みの受け付けを終了したと発表された。
当初、ミツオカでは抽選販売の申込み受け付け期間は2025年1月19日（日）までとしていたが、予定していた日程より早く上限に達したことを受け、抽選も前倒しで行う。そのため、2024年12月中旬には応募した人全員へ抽選結果が連絡されるという。
ミツオカでは、「受付開始直後より、大変多くの方から『M55 ゼロエディション』にご関心をお寄せいただき、また、私たちの想定より短期間のうちに応募者数が上限の350名様に達しましたことは、私たちにとりまして大きな励みとなり、素直に喜びを感じております。あらためまして、ご応募いただきました皆さまに深く感謝申し上げます。」とコメントしている。
M55 ゼロエディションは、「Zero Edition」ロゴ刺繍入り専用本革シートなどを標準装備する。
M55 ゼロエディションは、外装カラーがレジェンダリーグレーメタリック、6速MT車のみのワングレード。特別仕様として、専用リアガラスルーバーや専用アルミホイール、「Zero Edition」ロゴ刺繍入り専用本革シートなどを標準装備し、「M55」の心髄を表現した特別感あふれるモデルとしている。
なお、ベース車（マイナーチェンジ前のホンダ シビック LX）の供給を受けるにあたり、ミツオカ入庫時に新規登録が必要となるため、全車2024年に新規登録済み車両となる。したがって、納車時には中古新規登録（初回車検は2年）となる。
M55 ゼロエディションのデリバリーは2025年5月ころから始まり、年内には終了する予定だ。なお、M55は限定モデルではなく、2026年以降も生産を予定している。今後はシリーズとして、順次CVT車やe：HEVをベースにした追加モデルの投入も検討していくという。
2025年の中ごろには、公道を走るM55の姿を見ることができるだろうか？
ミツオカ M55 ゼロエディション 主要諸元
●全長×全幅×全高：4735×1805×1415mm
●ホイールベース：2735mm
●車両重量：1360kg
●エンジン：直4 DOHCターボ
●総排気量：1496cc
●最高出力：134kW（182ps）／6000rpm
●最大トルク：240Nm（24.5kgm）／1700−4500rpm
●トランスミッション：6速MT
●駆動方式：横置きFF
●燃料・タンク容量：プレミアム・47L
●WLTCモード燃費：未発表
●タイヤサイズ：235／45R18
●車両価格（税込）：808万5000円
