NEXCO中日本 東京支社は、小田原厚木道路の小田原東インターチェンジ(IC)〜二宮IC間(上下線)で、2025年4月7日(月)9時から8月8日(金)24時までリニューアル工事を実施する。

老朽化が進む高速道路をこれからも安全に利用するための工事

画像: コンクリート床版取り替え工事のイメージ。

コンクリート床版取り替え工事のイメージ。

今回のリニューアル工事では、小田原厚木道路の小田原東インターチェンジ(IC)〜二宮IC間にかかる、矢作高架橋(下り線)を中心に行う。矢作高架橋は1979年7月に完成しており、開通から45年が経過して老朽化が進んでいる。

これまで、部分的な補修や補強を繰り返してきたが、橋梁構造体の損傷が進み、床版(橋の床部分)下面のコンクリートのひび割れ、剥離、内部鉄筋の腐食などが確認されており、抜本的な対策として、耐久性の高いコンクリート床版に取り替える。

そのため、2025年4月7日(月)9時から8月8日(金)24時まで連続でリニューアル工事を行う。工事の実施にあたり、走行可能な車線が減少することから、以下のような渋滞が予測されている。

◎平日
●上り線:夕方を中心に、16時〜21時に小田原料金所付近を先頭に最大10km、通過に55分(工事を実施していない期間と比べて35分程度の増)以上の渋滞
●下り線:昼過ぎを中心に、9時〜14時に二宮IC付近を先頭に最大10km、通過に45分(工事を実施していない期間と比べ25分程度の増)以上の渋滞
◎休日
●上り線:夕方を中心に、7時〜20時に小田原料金所付近を先頭に最大10km、通過に50分(工事を実施していない期間と比べて30分程度の増)以上の渋滞
●下り線:午前中から夕方にかけて、7時〜19時に二宮IC付近を先頭に最大10km、通過に1時間(工事を実施していない期間と比べて40分程度の増)以上の渋滞

画像: 今回の工事区間と周辺の主要道路図。

今回の工事区間と周辺の主要道路図。

NEXCO中日本では、ドライバーに走行経路を選択できるよう所要時間や渋滞が予測される時間帯の情報を提供し、迷惑を最小限とするよう取り組む。また、西湘バイパスや、東名高速などへの迂回、出発時間の変更、公共交通機関の利用の検討も勧めている。

さらに、工事期間中に所定の迂回ルートを走行し所定のICを利用して、直通利用よりも通行料金が高くなる場合は、直通利用した場合の通行料金と同額に調整する。あわせて、迂回したドライバーに電子クーポンを進呈する「E85 小田原厚木道路リニューアル工事 渋滞回避サンクスキャンペーン」も実施予定だ。

交通規制期間中も、インターチェンジやパーキングエリアは通常どおり利用できる。ただし、緊急工事などにより、リニューアル工事とは別に工事規制する場合がある。また天候や作業の進捗により工事期間が変更となる場合もある。工事や交通規制の情報は、東名軸大規模工事サイトや道路交通情報板、ハイウェイラジオ、目で見るハイウェイテレホン、みちラジなどで随時発表される。出かける前に最新の交通情報を確認しておきたい。

なお、4月12日(土)、4月13日(日)、4月19日(土)、4月20日(日)、4月26日(土)0時から5月7日(水)8時までは、リニューアル工事に伴う交通規制は実施しない。

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