初代「ディスカバリー」が搭載したエンジンに由来
ランドローバーの中核SUV「ディスカバリー」の2026年モデルに限定グレード「ジェミナイ(GEMINI)」が加わり、全4グレードの展開となった。パワートレーンは、すべて3L直6ターボ(最高出力350ps/最大トルク700Nm)と48Vマイルドハイブリッドの組み合わせとなる。

「ディスカバリー」初採用となるセドナレッドのボディカラーを纏う「ジェミナイ」。
さてその「ジェミナイ」だが、専用仕様として、「ディスカバリー」初採用となるエクステリアカラー「セドナレッド」が用意される。さらにナルヴィックグロスブラックのコントラストルーフ、フロント&リアバンパー、フェンダーベントインサート、そして21 インチ<スタイル7001>アロイホイール(グロスライトシルバー/ダイヤモンドターンドフィニッシュ)が、装備される。
また、ドアピラーバッジをはじめトレッドプレート、インテリアフィニッシャーには「ディスカバリー」のグリルの形状を彷彿とさせる六角形を組み合わせた「ジェミナイ」専用グラフィックが散りばめられた。コールドクライメートパック、Wi-Fi 接続(データプラン付)、ディプロイアブルサイドステップなどと共に専用グレードとしての存在感を引き立てている。

「ディスカバリー」のグリル形状をイメージした六角形の「ジェミナイ」専用グラフィックが、インテリアなどに配されスペシャル感を醸し出す。
ちなみに、限定グレード「ジェミナイ」のネーミングは、ジャガー・ランドローバーが1989年に発表した初代「ディスカバリー」に搭載されたTDiディーゼルエンジンのコードネーム「プロジェクト ジェミナイ」をなぞったもの。このユニットはのちに「ディフェンダー」の心臓部ともなっている。
車両価格は、1138万円(税込)だ。