パイオニア株式会社は2025年5月、カロッツェリアブランドの楽ナビ、ディスプレイオーディオ、デジタルプロセッサーの新商品を発表。6月19日に、メディア向けの商品説明会を催しました。スマートフォンとの連携強化とともに、パイオニアらしいサウンドにもこだわった進化ぶりを、チェックしてきました。

ワイヤレスで接続できるディスプレイオーディオ

カロッツェリアのディスプレイオーディオラインナップに新たに加わったのは、フローティングタイプ9インチの大画面を備えた「DMH-SF600」です。こちらも楽ナビ同様、「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応、しかもどちらもワイヤレスでの接続を可能にしました。

画像: 展示車のスズキ ハスラーには、フローティングタイプのディスプレイオーディオ「DMH-SF600」を装着。手元のスマートフォンによる操作感も優れている。

展示車のスズキ ハスラーには、フローティングタイプのディスプレイオーディオ「DMH-SF600」を装着。手元のスマートフォンによる操作感も優れている。

画像: ディスプレイオーディオを中心とした、システムのグレードアップもぜひ、試してみたいところ。

ディスプレイオーディオを中心とした、システムのグレードアップもぜひ、試してみたいところ。

ケーブル接続が不要なので、iPhone、Androidスマホとの連携はとても手軽。さらにスマートフォン側からディスプレイオーディオ本体を操作できる専用アプリ「PxLink」によって、新しいUI(ユーザーインターフェイス)体験を提供しています。

具体的には「PxLink」を介して、楽曲の停止/再生やイコライザー設定、FMラジオへの切り替えなど、よく使う機能を選択、スマホの画面上に配置することができます。ディスプレイオーディオ本体には地図画面などの案内を表示したままで、さまざまな操作をスマホ側で行えます。

優れた機能性だけでなく、カーオーディオとして重要な「サウンド」にもこだわりました。「フルカスタム高性能48 bitデュアルコアDSP」など高音質パーツを採用、車室内で最適な音場を創り出す「タイムアライメント」や「13バンドグラフィックイコライザー」など、カロッツェリアならではの豊富なチューニングメニューが揃います。

筐体のデザイン性にもこだわり抜き、さりげない上質感を演出。コストパフォーマンスにこだわる層にも訴えかける「お得感」もまた、「DMH-SF600」の魅力と言えそうです。

音作りが楽しくなるデジタルプロセッサー「DEQシリーズ」

好みの音質、音場を作り出す楽しみに不可欠なのが「DSP(デジタルプロセッサー)」です。純正装着のディスプレイオーディオでは音場の調整機能やイコライジングの種類が限られているため、本当に「自分にぴったり」の音を作るのはなかなかハードルが高め。

画像: デジタルプロセッシングユニットの上級モデルDEQ-7000A。希望小売価格は12万6500円(税込)。手元でソース切り替えなどが行える、専用リモコンが付属する。

デジタルプロセッシングユニットの上級モデルDEQ-7000A。希望小売価格は12万6500円(税込)。手元でソース切り替えなどが行える、専用リモコンが付属する。

画像: タイムアライメント、精密なイコライジング、クロスオーバー調整などの音響調整能力を駆使して、理想の音響空間を構築することができる。

タイムアライメント、精密なイコライジング、クロスオーバー調整などの音響調整能力を駆使して、理想の音響空間を構築することができる。

ドアパネルを外してのスピーカー交換なども難しいことから、純正スピーカーの基本性能を活かした音質のグレードアップが必要になります。

今回、発表されたカロッツェリア デジタルプロセッサー「DEQ」シリーズは、純正オーディオシステムや後付けのナビゲーションシステムに、タイムアライメントやイコライザー、出力レベルの調整など多彩な音響調整能力の追加を可能にしました。

Windows PCソフトウェアや専用のスマートフォンアプリによって、直感的な操作で理想の音響空間を構築することができるのも、DS’Pの強みです。さらにエントリーモデルの「DEQ-2000A」では、車種ごとに最適化された専用セッティングデータを使って、手軽に音質を向上させることが可能になりました。

ハイレゾ再生に対応するほか、拡張性に優れた上級モデル「DEQ-7000A」(希望小売価格:12万6500円)は、ソースの切り替えなどを手元で気軽に行える専用リモコンを付属しています。音場セッティングも、スマホやPCにつなぐ必要はありまぜん。

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