アルファロメオジュリア【1分で読める輸入車解説／2025年最新版】

2025年7月に、シンプルに走りを追求した新グレード「スプリント」を追加

アルファロメオとしては四半世紀ぶりに登場したFRセダン。激戦のDセグメントにあって、その刺激的な走りと官能的なスタイルは大きな話題を呼んだ。

2023年5月にフェイスリフトされて内外装のデザインを刷新。エクステリアでは、新デザインのフルLEDアダプティブマトリックスヘッドライトを採用し、アルファロメオの特徴でもある「トライローブ」と呼ばれるフロントグリルは最新のアルファロメオデザインに変更された。インテリアは、新開発の12.3インチデジタルディスプレイを搭載、先進運転支援システムも進化した。

2025年7月には新グレード「2.0 ターボスプリント」を追加。パワートレーンは2.0 ターボヴェローチェと同じ、最高出力280ps／最大トルク400Nmを誇る総アルミニウム製のツインスクロールターボエンジンを搭載。アルファロメオ専用設計のALFATM LINK サスペンションシステムやカーボンプロペラシャフトを備え、スポーティな走行性能と快適な乗り心地を実現する。

「2.0 ターボスプリント」が追加されたことにより、「2.0 ターボヴェローチェ」と、510ps／600Nmを誇る2.9L V6ツインターボエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルの「2.9 V6ビターボクアドリフォリオ」とあわせて3グレード構成となった。現行のラインナップはすべて後輪駆動。