日本でも「Mio」ブランドで着実にドライブレコーダーのシェアを拡大しているマイタックデジタルテクノロジー社。今回はモータージャーナリストの瀬イオナさんが台湾に飛び、その人気の理由を探ってきました!

ドライブレーコーダーで広がる「Mio」ブランドを現地調査!

台湾の企業であるマイタックデジタルテクノロジー社が、ドライブレコーダー「Mio」をもっと知ってもらいたいという思いでメディア向けのツアーを開催されたので、参加してきました。

「Mio」は台湾のメーカーで、2019年に日本へ上陸した際は二輪向け製品のみの展開でした。そして2024年、ついに四輪向けの製品も登場。二輪業界ではすでに一定の認知がありますが、四輪業界ではまだご存じない方も多いのではないでしょうか。実際、私自身も取り付けてみるまで、Mioという存在を知りませんでした。ただ、そもそも「Mio」として最初に製品化されたのは四輪向けモデルだったそうです。

今回は、Mio製品を取り扱うカーショップやバイク用品店など、台湾国内の6店舗を巡るツアー。この記事では四輪にフォーカスしてレポートします。

画像: 現地のスタッフの皆さんにもいろいろ伺いました。

現地のスタッフの皆さんにもいろいろ伺いました。

画像: 価格帯や、機能の違いによって数多くの製品をラインアップする「Mio」。

価格帯や、機能の違いによって数多くの製品をラインアップする「Mio」。

画像: 本社では開発に関するお話も伺いました。

本社では開発に関するお話も伺いました。

【調査スポット1】台湾大手のカー用品店! 新焦點麗車坊汽車百貨

台湾大手のカー用品店です。二輪・四輪を問わず、Mioのシェアは店舗全体で51%を誇るとのこと。台湾では「高品質・高価格・安心」というブランドイメージが強く、「Mioを付けておけば絶対に大丈夫」という安心感から、多くのユーザーに選ばれているそうです。輸入車・国産車を問わず、車両価格の高い低いにも関係なく装着されているのが印象的でした。

店内に入るとすぐにMio専用の売り場が設けられており、実機を展示して映像のイメージを体感できるよう工夫されていました。奥にはオレンジのMioカラーでまとめられた広い売り場があり、存在感を放っています。有名ユーチューバーが紹介するなど、「信頼できるブランド」としての認知度は抜群。取り付け工賃は日本円にして約7,500円ほどとのことです。

売れ筋モデルは4種類で、1位はミラー型の「ER50」、2位は2カメラの「DR50」、3位は3カメラ搭載の「DR50」、そして4位は超高感度2カメラGPS Wi-Fiモデルの「DR35」でした。

画像: こちらお店の入口。初めての海外のカー用品店に、期待感が膨らむ瀬さん。

こちらお店の入口。初めての海外のカー用品店に、期待感が膨らむ瀬さん。

画像: 店内には分かりやすく製品が展示されていました。

店内には分かりやすく製品が展示されていました。

【調査スポット2】高級オーディオショップ! 銓宏汽車音響

13店舗を展開し、最近14店舗目もオープンした勢いのあるショップです。今回訪れたのは富裕層が多く住む高級エリアの店舗。外観はこぢんまりと見えますが、実際は奥行きがあり、壁の向こうに取り付けスペース、地下には施工済みの車両を保管するスペースまで備えていました。

銓宏汽車音響は特に高級車への取り付けが多いそうで、「Mioを装着すれば安心、さらに銓宏汽車音響で取り付けたというステータスも得られる」と語られるほど、Mioとの関係が深いお店です。取り付け工賃は日本円で1万~1万5,000円程度と先ほどの店舗より少々お高めです。ちなみに台湾では輸入関税や贅沢税の影響で、日本車を含む輸入車の価格が日本より1.5倍以上も高額になるとのこと。そのような環境だからこそ、信頼性の高いMioが選ばれているのだと感じました。

画像: いつもお店のガレージは高級車で埋まっているそうです。

いつもお店のガレージは高級車で埋まっているそうです。

画像: 店内の商談スペースに展示してありましたMioのドライブレコーダー。

店内の商談スペースに展示してありましたMioのドライブレコーダー。

【調査スポット3】台湾で31店舗を展開! 車麗屋汽車百貨

台湾で31店舗を展開する大型カー用品店です。新焦點麗車坊汽車百貨と同様、日本でいうところの大手チェーン店にあたる存在で、ここでもMioのシェアは55%に達しているとのこと。二輪・四輪どちらも豊富にラインナップされており、店内の2ヶ所に展示されていました。

入り口そばのショーケースには存在感たっぷりにMio製品が並び、店奥にも大きな売り場が設けられています。他メーカーとの価格帯を比べるとMioはやや高めですが、それでも過半数のシェアを獲得しているのは、安心と信頼の証だと感じました。

画像: 【調査スポット3】台湾で31店舗を展開! 車麗屋汽車百貨

MiTAC社にて

今回のツアーでは、MiTAC社にお招きいただき、スティーブ社長ご本人ともお話することができました。日本でのブランドの立ち位置を質問すると、「日本市場にはすでに有名ブランドが多く存在しており、素晴らしい日本製品に対して単純に機能や価格で対抗するのは難しい。だからこそ、Mioは常に新しいテクノロジーをいち早く搭載し、『Mioは常に挑戦しているブランドだ』と思っていただけるような存在を目指したい」と語ってくださいました。

また、台湾本社には研究棟があり、電波や音響、音声を研究する施設や、ドライブレコーダーの映像環境を再現してテストを行う部屋も見学させていただきました。台湾と日本では光の環境が異なるため、販売国に応じて合わせているそうです。さらに振動や落下などの耐久試験も実施しています。他にも公開できない機密研究施設も大変多く、ひとつひとつの製品に対して多角的な研究が行われているのがとても印象的でした。

Mioは、常に最新の技術を研究し、いち早く製品に投じることを目指す挑戦的なブランドだということを体感しました。日本でも認知が広がり、台湾のように大手カー用品店で大きく展示される日が来るのかと思うと、これからが楽しみでなりません。

画像: 本社前にて。

本社前にて。

画像: 今後のラインアップ拡充も楽しみです。

今後のラインアップ拡充も楽しみです。

画像: MiTAC社にて

Mio公式サイト ※下記の画像をクリックしてください

画像: www.mio.com
www.mio.com

This article is a sponsored article by
''.