最先端技術で進化を続ける本格派オフローダー
メルセデス・ベンツ Gクラスは、ミリタリーモデルのゲレンデヴァーゲンをルーツに登場した本格派オフローダー。1979年の誕生以来、その基本的なスタイリングと堅牢なボディはそのままに、常に最新のパワートレーンや装備を取り入れながら進化を遂げてきた。
2018年には長い歴史の中で最も大幅に改良され、その伝統をメルセデスの最新技術でアップデート。超高張力スチールやアルミニウムなどの採用で約170kgの軽量化を実現し、さらに運転支援システムや先進の安全デバイス、最新のコネクティッドテクノロジーなども採用されている。
さらに2024年7月にもブラッシュアップが行われ、ISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)搭載によるパワートレーンの電動化、新世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」の搭載やMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)によるデジタル化などが進められた。
また、2024年10月にはラダーフレームの前後アクスルに4つのモーターが組み込まれた電気自動車「G580 with EQテクノロジー」も登場している。

特別なマットペイントのボディカラーと相まって、プロフェッショナル仕様のルーフラゲッジとスペアタイヤホルダーがGクラスの硬派なキャラクターをさらに強調する。
プロフェッショナル仕様のルーフラゲッジとスペアタイヤホルダーを装備
今回登場した限定車「メルセデスAMG G63 オフロード プロエディション」は、Gクラスの高性能バージョン「メルセデスAMG G63」をベースに、特別装備を多数採用し、通常モデルとは一線を画す特別仕様車。

リアパネルからルーフに伸びるラダーと、スペアタイヤの中央部分のみをホールドするタイヤホルダー。
なかでも目を引くのは、プロフェッショナル仕様のルーフラゲッジとスペアタイヤホルダー。ブラックカラーで強烈な存在感を放つプロフェッショナル仕様のルーフラゲッジには、リアパネルからルーフに伸びるラダーを装備。リアゲートに備わるスペアタイヤには、タイヤの中央部分のみをホールドするタイヤホルダーが装備されており、究極のオフローダーとしてのGクラスのキャラクターをさらに強調している(通常モデルではタイヤ全体を覆うカバーを装備)。
ボディカラーは、プロフェッショナル仕様のルーフラゲッジとスペアタイヤホルダーに合わせて、特別なマットペイント「MANUFAKTUR ダークオリーブマグノ」と「MANUFAKTUR プラチナムマグノ」が設定される。
ホイールは専用の「20 インチ AMG アルミホイール」を装備。マットブラック仕上げの5ツインスポークホイールに、リムフランジにはハイシーン加工が施されている。また、フロントとリアのスリーポインテッドスターなどがブラックパーツとなる「AMG エクステリアナイトパッケージ II」を装備、ランニングボード、ブレーキキャリパーもブラックカラーとなる。
インテリアは、ボディカラーに合わせて2色のナッパレザーシートをラインナップ 。外装色「MANUFAKTUR ダークオリーブマグノ」にはベージュとブラックの コントラストが愉しめる「MANUFAKTUR カタラーナベージュ/ブラック」を、外装色 「MANUFAKTUR プラチナムマグノ」にはダークカラーでまとめた「MANUFAKTUR チタニウムグレー/ブラック」が装備される。
さらにダッシュボードやルーフハンドルにもナッパレザーを採用。「MANUFAKTUR オープンポアブラックアッシュウッド インテリアトリム」と、ラゲッジスペース床面がウッド張りとなる「MANUFAKTUR チェリーウッドラゲッジフロア」も特別装備されている。
パワートレーンは、ベースモデルと同様、最高出力585ps(430kW)/最大トルク850Nmを発揮する4L V型8 気筒直噴ツインターボエンジン(M177)を搭載。これにISG+48V電気システムを組み合わせて、パワーと効率を高めている。


