首都高速道路は、年末年始期間の渋滞予測を取りまとめた。2025年12月26日までは渋滞が非常に多くなる見込みだが、27日以降は渋滞はおおむね少ない見込みだ。(タイトル写真はイメージです)
1月2日、3日は東京湾アクアライン渋滞で羽田空港周辺も混雑

2025年12月〜2026年1月の首都高速 渋滞予想カレンダー。
首都高速においては2025年も例年同様、12月26日(金)の官庁御用納めまでは渋滞が非常に多くなる見込みだが、27日(土)以降、年明け1月5日(月)までは渋滞はおおむね少ない見込みだ。ただし、例年1月2日は渋滞が多い傾向にある。これは、故郷からのUターンラッシュが始まることと、元日は自宅でくつろいでいても2日は初詣や初売りのためにクルマで移動する人が増えるためと思われる。
また、1月2日と3日は東京湾アクアラインを先頭とした渋滞により、羽田空港周辺の首都高速は通過にかかる時間が著しく増加(最大3時間45分)することがある。そのため、東京方面から羽田空港へは、湾岸線だけでなく1号羽田線「空港西出口」の利用も検討するといいだろう。また、大井PAでの早めのトイレ休憩など、余裕を持った利用を検討したい。

2026年1月2日、3日の羽田空港周辺における渋滞予測図。
そのほか、年末年始期間に渋滞が見込まれるのは、以下の箇所だ。
●湾岸線(東行き/西行き)川崎浮島JCT アクアライン方面:8時〜16時
木更津・千葉方面やショッピングモールが目的地
●湾岸線(東行き)葛西出口:6時〜10時
葛西・舞浜エリアのレジャースポットが目的地
ここ以外でも、レジャー交通や帰省などにより、NEXCO東日本や中日本の高速道路・下り方向で渋滞が想定され、首都高速へ渋滞が延伸する場合がある。いずれにしても、年末年始期間も普段と同様に余裕を持った利用を心がけたい。




