2026年3月27日金曜日、いよいよ鈴鹿サーキットでF1第3戦日本GPが開幕する。グランプリ開催に先立ち、タイヤを供給するピレリが直前情報、サーキットの分析データを公開しているので紹介していこう。日本GPはどんなレースになるのだろうか。
タイヤに厳しいコースにあわせて硬いコンパウンドを選択
日本GPが開催される鈴鹿サーキットは世界的にも珍しい「8の字」レイアウトが特徴で、全長5.807kmに配された18のコーナーにより前後左右方向、そして起伏による上下方向とさまざまな方向転換に絶え間ないGを生み出し、これがタイヤに大きな負荷を与えることで知られている。
鈴鹿サーキットについて「タイヤにとってシーズン中で最も過酷なサーキットのひとつ」だとするピレリは、日本GPに最も硬いタイヤコンパウンド3種類、つまりハード=C1、ミディアム=C2、ソフト=C3を供給する。中でも最も硬いC1は、今季開幕2戦では使用されなかったため日本GPで初登場となるので、このタイヤがどう機能するかに注目したい。
鈴鹿サーキットは昨年2025年の日本GP開催に先立ちシケイン出口から第1セクターまでの舗装を貼り替えたが、今レースまでにその工事をさらに進められ、残りの大部分が改修されたのもポイント。新しいアスファルトでラバーが乗っていない状況ではグレイニング(粒状摩耗)が発生しやすいが、昨年も路面の進化にともない飛躍的に改善していったので、今年も決勝レースでタイヤのデグラデーションの影響はそう大きくないと思われる。

今年、さらに改修が進んだ鈴鹿サーキット。昨年来、コースの大部分の再舗装されたことになる。

鈴鹿サーキットのコースレイアウト。世界屈指の素晴らしいコースだが、近年はオーバーテイクが難しいサーキットになっている。
