2026年8月22日、カーターは、普通自動車免許で運転可能な新型エンジントライク「GOAT180」の予約受付を開始する。同モデルは180ccエンジンとCVTを搭載し、日常づかいからアウトドアまで対応する高い走行性能を備えたモデルで、初回ロットの入荷は2026年11月頃を予定している。

バイクなみの維持費、クルマの利便性を兼ね備えた三輪車

カーターはこれまでガソリンエンジン搭載のトライク「APtrikesシリーズ」の輸入・販売・整備を手がけてきたモビリティ企業で、今回発表された「GOAT180」はその名のとおり180ccのガソリンエンジンを搭載し、CVTを組み合わせたモデルだ。

画像: 全4色のボディカラーをラインナップする。

全4色のボディカラーをラインナップする。

ちなみにトライクは道路交通法で「普通自動車」とし、道路運送車両法で「側車付軽二輪」に区分される車両のことを指しており、いわばクルマとバイク両方の要素を兼ね備えたユニークなモビリティということになる。

【トライクの主な要件】
・バイクのようなハンドルバー方式の舵取り装置を備えること
・三輪車であること
・またがり式の座席を備えること
・運転席の側方にドアはなく、開放されていること

クルマとしての要素は「普通自動車免許が必要」で「ヘルメット着用義務がない」ことで、バイクとしての要素は「シートベルト不要」、「車検不要」、「車庫証明不要」、「任意保険料がバイクと同額」になる点が挙げられる。クルマとバイクのいいとこ取りが狙える、知る人ぞ知るニッチなジャンルなのだ。

GOAT180の「GOAT」は「Greatest Of All Time(史上最高)」を意味し、AT限定免許でも運転可能なCVT仕様のおかげで、操作性や敷居を低くすることが図られている。

車両重量300kgの車体を、最高出力13.2kW(17.95ps)/最大トルク16.9Nmを発生するエンジンで駆動するため、あくまでスポーツ走行を楽しむタイプのクルマではない。それでも50km/h未満とされているメーカー推奨の安全走行速度を十分に楽しむ性能を持ち合わせている。

なお、トライクは法律上サイドドアを設置できないが、その代わりとしてある程度の風雨をしのげるサイドレインカーテンが付属する。ただし、標準で設置されておらず、取り付けるのに穴あけ加工が必須なこと、工賃が別途かかる点に注意したい。

画像: サイドレインカーテンを取り付けると、風雨を凌げるようになる。

サイドレインカーテンを取り付けると、風雨を凌げるようになる。

車両価格は99万円、開発段階から問い合わせが相次ぐ人気モデルであることから、予約受付は抽選方式で行われるという。

第一次抽選予約期間は2026年8月22日から9月6日まで、抽選結果は9月10日以降順次通知される。初回ロットの日本入荷は2026年11月頃、以後1~2カ月程度の間隔で順次入荷する計画である。第二次抽選予約期間は9月7日から9月20日まで、結果は9月24日以降に通知される予定だ。

画像: フロントシートに1名、リアシートに2名乗車できる。

フロントシートに1名、リアシートに2名乗車できる。

クルマでもバイクでもない、ユニークなモビリティに興味がある人はぜひ、チェックしてみてはいかがだろうか。

【GOAT180 主要諸元】
全長×全幅×全高    :2300×1100×1700mm
車両重量       :300kg
エンジン種類     :水冷4ストロークOHC 4バルブ単気筒
最高出力       :13.2kW(17.95ps)/8250rpm
最大トルク      :16.9Nm/6500rpm
トランスミッション  :CVT
駆動方式       :RWD
燃料・タンク容量   :レギュラー・14L
車両価格       :99万円

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