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歴代モデルをオマージュしたディテールを要所に採用
日産らしさやブランドの情緒的価値や歴史などを体現して人々の心に火をつける象徴的なモデルを、日産では「ハートビートモデル」と呼んでいる。そんなハートビートモデルの1台であるフェアレディZ(以下、Z)は、初代が1969年に発表されたスポーツカーだ。7代目となる現行型のRZ34型は2022年に発売された。
今回のマイナーチェンジでは、Zが受け継いできたヘリテージをさらに深化させ、性能向上も図った。まず、初代(S30型)から1989年に発売された4代目(Z32型)までフロントに採用していた「Z」エンブレムをフロントフェースに復活させた。そしてヘリテージデザインのコンセプトに基づき、フロントバンパーを刷新し、ノーズ先端を延長させてロングノーズ ショートデッキ感を強め、低くワイドなスタンスを実現した。
また、ロアバンパーからサイド面に流れる美しくもダイナミックな動きのあるデザインとともに、ダクトやソナーの配置を見直してフロントリフトと空気抵抗の低減を両立させた。ホイールもアルミ鍛造で3代目(Z31型)のエアロディッシュ デザインをオマージュし、幾何学パターンの切削加工をリム周辺に施した。

延長されたノーズ先端には「Z」エンブレムが復活。ボディカラーは、新色の「雲龍グリーン」。
インテリアはS30型をオマージュし、内装色には上質な大人の空間を演出するタンを新設定。ボディカラーには、S30型のイメージカラーとして、今なお多くのファンに愛されている「グランプリグリーン」から着想を得た新色の「雲龍グリーン」にスーパーブラックを掛け合わせた2トーンなど計10種類をラインナップ。

S30型をオマージュしたインテリアのカラーには、上質な大人の空間を演出するタンを新設定。
走行性能に直結する足まわりでは、路面の変化に機敏に反応する大径モノチューブショックアブソーバーを採用し、ダンパー受圧面積を従来モデル比で26.6%向上させた。これにより、路面からの入力に対する車両姿勢の変化を効果的に抑制し、高速走行時でもしなやかで安定した乗り心地を実現した。
