FCAジャパンは、同社フィアットの商用車ブランドが展開する「Ducato(デュカト)」のバンタイプ「 Ducato Van(デュカト バン)」を、2017年2月2日(木)~5日(日)に幕張メッセで開催され「ジャパン キャンピングカーショー 2017」(http://www.campingcarshow.net/)に初出展する。
スタイリッシュで実用性の高い商用車として日本市場に期待
2015年に設立したFCAジャパンの歴史は浅いながら、フィアット、クライスラー、Jeep、アルファロメオ、アバルトなどのブランドを扱うことで、2016年には2万台という過去最高の販売台数を記録した。そして2019年までに、年間販売台数を3万台まで引き上げることを目標としている。そのいっかんとして今回、アジア最大規模を誇る“ジャパン キャンピングカーショー 2017”に「フィアット デュカト バン」を参考出展し、新たな顧客の取り込みを模索している。
フィアット デュカトは1981年に登場し、全世界で500万台以上を生産している商用車。欧州のキャンピングカー市場では70%以上ものシェアを占めるなど、ビジネス以外の用途でも人気のあるモデルだ。デュカト バンの日本導入が正式決定すれば、キャンピングカーだけでなく、オシャレな商業車としても需要が期待できるかもしれない。地味な印象のあるビジネスカー市場にスタイリッシュな商用車として一花咲かせてほしいものだ。