ターボで武装した特別なヴィッツ=ヴィッツGRMNが台数限定で発売されたのは2013年のこと。ノーマルに対して+43馬力となる152馬力を発生したジャジャ馬だったが…もっと過激なヴィッツが3月上旬から始まるジュネーブオートショーで世界初公開される。現在のところは、WRCにインスパイアされたマシンで210馬力以上を発生するということしかアナウンスされていないものの、国内でも販売予定がある様子。クルマ好きには実に気になる存在だ。
ところが…実はこのクルマ、日本ですでに公開されていた!? 1月13日から15日の3日間、幕張メッセで開催された東京オートサロン。トヨタ・ブースでひときわ注目を浴びていた「ヴィッツTGRコンセプト」。欧州仕様の3ドアだし、ブレーキは対向4ポット&スリットローターだし、只者ではない雰囲気がぷんぷん。係員に尋ねても、スペックなどは教えてくれなかったのだが、ようやく引き出せた「期待していていいですよ」というひと言でボルテージはアップ!
よく見れば欧州初のティーザー画像とバンパーの形状は違うし、マフラーの位置と形状も違う。果たして市販されるのはどっちだ? (その後の調べで、日本発売は今年の秋になることが判明。組み立てはトヨタのフランス工場で、日本では輸入車として販売されるとのこと。ハンドル位置は右で、台数限定になるようだ)