シトロエンは、3月7日から19日までスイス・ジュネーブで開催される第87回ジュネーブ国際モーターショーに、新型コンパクトSUV、C-Aircross CONCEPT(Cエアクロス・コンセプト)を世界初披露する。
全長4150mmのコンパクトSUV
シトロエンがジュネーブショーでワールドプレミアするCエアクロス・コンセプトは、全長4.15m×全幅1.74m×全高1.63mのコンパクトSUV。
コンセプトモデルらしく、観音開きのドアを採用。それを開けると、Cセグメントらしからぬ広いキャビンが広がる。運転席を見ると、大型のカラーヘッドアップディスプレイがさまざまな情報を表示する。
リアのコンビネーションランプは最近のシトロエン車ではおなじみの3Dフローティングライトを採用している。
C4カクタスとの違いは?
日本でも200台限定で発売されたシトロエンC4カクタス。このクルマとCエアクロス・コンセプトとはどう違うのでしょう?
C4カクタスのスリーサイズは4155×1735×1530mm。なのでプラットフォームは共通の“兄弟モデル”というカタチになります。
大きく異なるのは、その全高。Cエアクロス・コンセプトのほうが10cmも背が高い。
また、プジョー2008に搭載される「グリップコントロール」を、このCエアクロス・コンセプトも標準搭載するということ。FFですがオフロードの走破性も考えられています。
そう考えると、C4カクタスは立体駐車場にも収まる「都会派コンパクトSUV」、Cエアクロス・コンセプトは「オンでもオフでも行けるアクティブ派コンパクトSUV」という性格の違いを与えているように思われます。